2011年12月9日金曜日

宝塚旅行④ 小林一三記念館





池田文庫から徒歩3〜4分の所にあるのが、小林一三の私邸「雅俗山荘」、「小林一三記念館」です。豪奢過ぎず、質素過ぎず、でも居間は贅沢に吹き抜けになっていて(写真中)ゆったりした、居心地のよさそうなおうちです。中でも感動したのが、写真下のピンクのお風呂!!奥様用か、客室用なのか判然としませんでしたが、バスタブもピンクなら、壁のタイルも、洗面台も、石鹸うけからコックまで全部ピンクーーー!!お…お取り寄せたしたのかしら??昭和初期にもエル・ウッズ!!こんなカワイイお風呂、見たことありません。一三こそが元祖乙メン☆だったのか!?
他には一三についてのあれやこれやが展示。ジェンヌとの交流や、戦後の大劇場再開公演での、一三を囲んだ舞台上での記念写真なども見ることができ、どの写真もエピソードも、歌劇団への愛情に溢れていて、ここでも涙が…。今の宝塚には無いあたたかさを感じます。
敷地内にはこの私邸の他に、2~3のお茶室と、新しい展示用の建物、そして長屋門(国登録の有形文化財ですってさ)がありました。

<宝塚歌劇生徒との交流>(※長くなりますが展示引用)
 宝塚卒業後は舞台人として活躍する生徒もありますが、大半は良き家庭人となる人が多いのです。小林一三は宝塚OGになった生徒達とも交流があり、「宝塚同窓会・運動会」などで、子供連れの家庭人になった卒業生を見るのが楽しみでした。
 生徒達も一三を尊敬と敬愛をこめて、「校長先生」と慕っていました。一三は宝塚の卒業生、在学生から、喜寿のお祝いに、寄せ書きの座布団を贈られ、「私の可愛い彼女達からの此のお祝品は、恐らく雅俗山荘無二の語り艸として永久に残るであろう」とその感激の意を雑誌『歌劇』で述べています。
 このように、翁はいつも暖かい慈愛に満ちた眼差しで、宝塚の卒業生、在学生を見守っていました。