2015年5月28日木曜日

The HELP☆60sファッション





2011年公開の映画「ヘルプ~心がつなぐストーリー~」は60年代の人種差別が根強く残るミシシッピ州が舞台の白人女性スキーターと黒人メイド2人を中心に描かれた物語で本当にいい映画なのでお薦めなのですが、この映画はストーリーのみならず衣装がとても素敵なのでご紹介。
その界隈で大学を卒業したのは自分だけの主人公スキーターは、その土地ではハイソサエティなハイスクール時代のブリッジグループから浮いてきています。友達は皆、結婚・出産をすませて、ヘアスプレーで頭をふくらませ若奥様風ファッションに身を包む中、彼女は基本ラフなワンピースが多く、それが何とも彼女の場合お嬢さんらしさと活動的な雰囲気があって可愛らしい。そして基本的にベルトを使用するからだらしなく見えません。基本ギャザースカートが多いけれど、


上の写真のようなタイトスカートのワンピースなどもあって、スキーター、いつも可愛い♡


このグリーンのワンピースはカットされたのか本編には登場しませんが、襟なしでテロンとしたワンピースも可愛いですね。(やっぱりベルト)


ワンピースではないのですが、こんななんでもない「ブラウス+タイトスカート」も逆にお嬢さんっぽくて可愛い。基本メキシコっぽい男物みたいなサンダル(上流階級のスキーターのママの言)をいつも履いているスキーターですが、こういう格好の時はハイヒールを合わせていました。しかしド田舎だけどポーチが素敵…♡いいなぁ♡


他に、地元婦人会ジュニアリーグ会長のヒリーはいっつもキメキメです。ワンピースにハンドバック(ショルダーではない)にパンプス、鉄板ですね。メイドのミニー曰く「ゴテゴテ飾り立てて競走馬みたい」とのことだけど。ギャフン!


田舎出身だからとハイソサエティからのけ物にされている優しいシーリアはいつもキレイな色のお洋服。彼女だけは黒人のメイドを差別しません。


タイトスカートってこんなに素敵なんだ~と改めて感動!!そしてVIVA☆ピンク&赤!!この色の組み合わせって本当に素晴らしいわ!!


普段メイドの制服ばかりのエブリンも自宅ではこんなに素敵なワンピースを着ています。配色が素晴らしい~!!


そもそもは、この可愛いお洋服のポスターで興味を持ったこの映画。映画としても本当に素晴らしいので是非ご興味をもたれた方はご一報くださいね!DVDお貸しいたしますよ!

2015年5月21日木曜日

祝☆Tiffany復活!



「キューティーブロンド」をミュージカル化した「Legally Blonde The Musical」を観にニューヨークへ行った時に憧れたのに買い損ね、数年後のハワイでやっと買ったはいいものの、その時点ですでに「こんなティファニー付ける歳か?私…」と恥ずかしくて、そのまま放置しておいた「Return to Tiffany」のブレスレット。
若作り過ぎて恥ずかしい、などと気にする年齢も軽く超えた気がするので最近久々に引っ張り出してみたら、クオリティの低さで悪名高いティファニーかつそもそもシルバーアクセサリーということですっかり黒づんでました。ネットでシルバーアクセサリーのお手入れの仕方を探すと…「お鍋にアルミホイルを敷き食塩と熱湯を入れて煮沸させる」という「裏ワザ」があったのでさっそく試してみると…黒くなくなった!!買った当初の「触ると指紋がついちゃう!」と思うほどのピカピカさには戻りませんでしたが、少なくとも黒くはない。付けても恥ずかしくはない程度にはなった(多分)。
でもこのブレスレット、まったくオシャレ上級者ではない私には、もう片方の腕に腕時計するとバランスが悪くなるし、存在感があり過ぎてネックレスやピアスも何をしていいのかわからないという…なかなかのクセものなのです。やっぱりこんな生活感溢れる日本女子向けではなく、LAセレブお嬢ちゃまの為のアクセサリーなのかな。

2015年5月19日火曜日

ワシントン・ナショナルギャラリー展





週末は駆け込みで終了間際のワシントン・ナショナルギャラリー展(三菱一号館美術館)へ行ってきました。中でも印象的だったのが上の3枚の絵。

まずは今回の展覧会のポスターにもなった、ルノワールの「猫を抱く女性」。白い肌に栄えるほっぺとリップのピンク色、フワフワした髪の毛、サファイアでしょうかそこだけハッキリした緑の石の指輪、背景のくすんだグリーン、そして「実はルノワールって猫を描かせたら下手くそ!?」と思わせる、ちょっと表情豊かになり過ぎちゃった猫。好き嫌いを超えてやっぱりルノワールってスゴイ!とうならされる一枚でした。

そして、私的に今回の目玉!題してズバリ「バターの塊」。数年前のアメリカ旅行の際にこの絵を観たのか、それとも日本での展覧会で観たのか判然としませんが、「この絵、前にも感動したのおぼえてる!」と絵の前で叫びました。もうこのバター(と2つの卵)の美味しそうなことったら…。バターそのものよりも、これから作り出されるお菓子やパン(クロワッサンかな)やオムレツの姿、そしてその香りに思いを馳せてしまう絵です。またこの木のヘラの刺さり具合の豪快なこと!
ちなみに作者Antoie Vollonの名前で画像を検索すると、他には暗いつまらない静物画がゴロゴロ出てきて…やはりこのバターの絵は彼の一番の出来だったのではないかと思います。

最後にマネの「牡蠣」。これもアメリカで観て「そうよそうよ、檸檬と一緒だから牡蠣は美味しいのよ!」と思った気もするけど…アメリカ旅行の写真を見返すとちょっとこの絵だったかどうか自信がありませんが、それでもこの「マネ色」の牡蠣の絵、ブルーグレーに目の覚めるようなレモンイエロー(口の中が酸っぱくなって目が開かなくなっちゃいますね!)本当に本当に素敵です。「草上の昼食」とか「オランピア」みたいな大作じゃないのに、なんでこの人の世界はこんなに素敵なんだろう…。色???

なんのかんのと、恥ずかしながらやっぱり印象派は落ち着きます…。

2015年5月18日月曜日

浜志まんのボストンクリームパイ



現在放送中の朝の連続テレビ小説「まれ」の舞台が能登から横浜へ移りました。山手や中華街が映ってワーイワーイと思っていたら…パティシエを夢見る主人公の話なので横浜名物?「浜志まん」のボストンクリームパイ(写真)までもがチラッとテレビに映りました!!
子供の頃関内に勤めていた父がたまにお土産で買ってきてくれた懐かしいケーキです。(その頃はまだ伊勢佐木町だけでなく関内駅前にも店舗があったらしい…)
正直言えばこのケーキ、上にかかってる固まったお砂糖が苦手で食べられなかったし(はがしたお砂糖部分は母か父にあげてた…最低)、この職人技ともいえる波打った細工模様も私の大嫌いだった時計草みたいで気味悪かったのだけど…ケーキの中のフワフワなスポンジとカスタードと生クリームが最高に美味しいのです!!
テレビで観たら久しぶりに食べたくなってしまった。来週の母の誕生日にボストンパイ、買って実家に帰ろうかしらん。

2015年5月15日金曜日

時は流れて・・・



先週末はXデー。ゴールデン・コンビとうたわれた柚希礼音・夢咲ねねの退団公演千秋楽でした。私はさいたまスーパーアリーナで中継を観た後、見送るファンの数が前代未聞の1万2千人という日比谷へ駆けつけました。(でも遠くて人が多くて見えなかった…)
翌日から宝塚の公式HPの星組コーナーは私の嫌いな新しいトップスターの写真になり、3日後には早くもねねちゃんの退団後初のお仕事の発表があり、チエは沈黙を守ったまま、なんだかチエ達がもう宝塚にいないという実感の湧かない日々を過ごしていました。
でも、確実に時間は流れていて、現在月組公演フレンチミュージカル「1789-バスティーユの恋人たち-」のマリー・アントワネットの写真が発表されると…その新作ミュージカルと鬼のイケコのスパルタ公演が観られることがだんだんと楽しみになってきて…。好きなスターの退団に悲しむファンも確実に不死鳥のように蘇るという見飽きさえしたこの構図にバッチリ自分も入っていることが、自分で言うのも変だけれど妙に慰め、癒やされるところがあるのです…。

2015年5月8日金曜日

イチゴ




皆様、GWはどのようにお過ごしでしたでしょうか。私は遠出もせず近場でちょこちょこ遊んでいました。さてこの写真たち。GWに食べたものばかりではないのですが、今の時期はイチゴの商品が季節限定で出まわっていて、ついついたのんでしまいます。
上から資生堂パーラーのイチゴパフェ。イチゴのアイスクリームが美味しかった…♡次が千疋屋のイチゴムース。数年前に初めて食べた時はフレッシュなイチゴの香りに衝撃を受けたのだけど、今回は期待値が高すぎたのかあんまり…。でも美しい♡一番下はハワイアンカフェ「マウカ・メドウズ」のとちおとめとバナナの練乳かけワッフル。落ち着くんだわ、ここ
マンゴーも美味しいし、バナナも好きだし、たまにはビワとかもいいけれど、やっぱり美味しさと可愛さでイチゴは果物の女王様ですね。(果物の王様はバナナらしいが…)

2015年5月1日金曜日

大黒湯




週末は今年初めてのピクニックをして、ガンガン紫外線を浴びた後国立公文書館で開催されている「ケネディ展」へ行って2時間半くらい細かい字の多い展示品をみっちり見て、その後さらに日比谷まで歩いて帰ったら…帰りの千代田線でもうどうにもならないくらいグッタリしてしまったので、代々木上原駅で途中下車し前から気になっていた「大黒湯」へ初めて行ってみました。
この銭湯は奥まった入り口までズラリとコインランドリーが半屋外に並び、そこに往年のスター達のサイン色紙(ブロマイド付き)が色あせて飾られています。加山雄三とか歌手だと八代亜紀とか(往年じゃないか)。お店の外だけじゃ飾りきれなかったのか、脱衣所にも相撲取りのサインや写真や手形がゴチャゴチャと(そんな写真に囲まれて服を脱ぐこっちの身にもなってくれ)。「このサインは女性客が喜びそうだから女用脱衣所に」とか考えてるんだか、何も考えてないんだかよくわからないけれど、脱衣所の入り口の上に私の好きな平岳大くんのサインが!!
瓶のコーヒー牛乳もあるし、よく髪が乾くおかま型のドライヤーもあるし、古いマッサージ器もあって、普通に楽しい銭湯でしたが、この平君のサインでグンと更に好感度アップ!低周波電気風呂(入るとピリピリ刺激がある)もあったし、また行ってもいいお風呂でした。