2013年6月27日木曜日

グランドマスター





6月末まで有効のTOHOシネマズのチケットが1枚あったのだけれど、観たい映画もなく(ジブリは7月公開!)「仕方ないから評判悪いけどギャツビーでも行こうかな…」と思っていた矢先、台湾旅行が決まったので急遽「変身写真館」のイメージ作りのためウォン・カーワァイ監督の映画「グランドマスター」を観に行くことになりました。
カンフーシーンが大半を占める映画でしたが、妓楼(にはカンフーの強者がたくさん働いていたらしいよ?)の場面などもあり妖艶…!!チャイナドレスが美しいばかりでなく、セットも豪華で見応え満点でした。(香港版「さくらん」???)
トニー・レオンはまた穏やかな役柄で観ている間もずっとキュン♡キュン♡
ただ…メインの女性二人が…あんまりでした(-_-)役柄のせいだから仕方ないけどチャン・ツィーはずーっと無表情で淡泊だし、韓国人のソン・ヘギョはなんだか俗っぽくてこの映画に馴染んでなかった。トニー・レオンの相手役だからって、私二人に意地悪ぎるかな…。。。だってだってソン・ヘギョは「オールイン」でイ・ビョンホンの相手役までしてたし!!つきあってたし!!アジアン・ジェラシー!!(メラメラ)

2013年6月26日水曜日

Dolly Parton 'Jolene'




新ビバヒル」と「Glee」の両方に出てきたので、ちょっと気になったキレイな曲「ジョリーン」。原曲を調べてみると…貼り付けたYouTubeが出てきて…も、ものスゴイディープインパクトだったので思わずブログにアップ。なんじゃこりゃーー!!このアメリカ人にしては珍しい5頭身(ってこともないんだろうけど、そう見える)と、明らかにカツラとわかるモリモリのブロンドヘアーと、この実がみっちりした紫のパンタロンと、カントリーのセットと、あまりにもうさんくさいMCと…もう何からどうつっこんでよいのやら…しかも余計なお世話ながら当時(1974年?)の年齢を調べたら28歳!まさかの20代!!ブヒー!
な・に・よ・り!歌詞がスゴイです。内容は美人の友達?ジョリーンに対して、「あなたは私なんかよりずっとキレイだから彼をその気にさせるのは簡単でしょうけど、どうか私の彼をとらないで。私には彼しかいないの」と懇願する歌です。ちなみに作詞・作曲はご本人。
オリビア・ニュートンジョンもカバーしていて、そちらは可愛い感じに仕上がってますが…このオバチャン(年下だけど)がこういう歌詞を歌うと迫ってくるものがありますよ。しかも貧乏をネタにしちゃいけないと思いつつ、このドリー・パートンは12人兄弟で子供の頃は激貧のキャビン暮らしだったとか…で、そんな背景を知るとまた…切実さが増してきます…。日本では渡辺えり子がカバーしたら似合いそうだし聴いてみたい!!

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Jolene, Jolene, Jolene, Jolene
I'm begging of you please don't take my man
Jolene, Jolene, Jolene, Jolene
Please don't take him just because you can

Your beauty is beyond compare
With flaming locks of auburn hair
With ivory skin and eyes of emerald green
Your smile is like a breath of spring
Your voice is soft like summer rain
And I cannot compete with you, Jolene

He talks about you in his sleep
There's nothing I can do to keep From crying
when he calls your name, Jolene
And I can easily understand
How you could easily take my man
But you don't know what he means to me, Jolene

You could have your choice of men
But I could never love again
He's the only one for me, Jolene
I had to have this talk with you
My happiness depends on you
And whatever you decide to do, Jolene

2013年6月25日火曜日

リア・サロンガ



ミュージカル「ミス・サイゴン」の初演で主人公キムを演じたリア・サロンガの来日コンサート「4Stars」へ行ってきました~!!来日することも知らなかったのに姉がチケットを取ってくれていて…ホントに感謝(T0T)
実は私が初めて買ったCDはロンドン・オリジナルキャストの「ミス・サイゴン」なのでーす!!そ・こ・に!サインをいただきました~♡(見えないですね・・)また彼女はディズニー映画「アラジン」でジャスミン姫の声(歌のみ)もされています。お馴染みの「A whole New World」も彼女が歌ってたんですよ!!キムを演じた時は18歳というリア・サロンガも今では腰回りも立派なおばちゃん!!歌ってない時なんかは、舞台メイクをしていてもなお、ただの小間物屋の東南アジアのおばちゃんにしか見えないのに、歌い始めるとキラッキラと輝いてまるで10代のような表情になり、当然ですが「ミス・サイゴン」の頃より歌唱力も表現力も洗練され本物のスターの貫禄でした。
いやはや、しかし…リア・サロンガの歌声を生で聴いてサインまでもらうなんて、中学生の頃の私には想像すらできなかったことです。夢のようでした。
そして他の出演者、カナダ出身のレミン・カリムルー、いい人でメチャクチャ癒されました…カナダ万歳!

2013年6月18日火曜日

ラスヴェガス万歳!(つづき)




さて、台湾のことはちょっと置いておいて(でも本当はロサンゼルス日記を終わらせたい…)。
以前このブログで書いた、村上春樹著「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」の中に出てくるエルビス・プレスリー主演の映画「ラスヴェガス万歳!」をようやく観ることができました。…が!!!!これは…かなり結構つまらなかった…。相変わらず曲はいいんだけど、ハッキリ言ってこれといったストーリーが無い。話だってラスヴェガスじゃなくても全然いいような。近隣の名所がちょいちょい出てくるからネバタ州観光協会企画の映画なのか?ラストにちょっと息を飲むカーレースシーンがあるけど、背景と車に乗ったエルビスはあきらかに合成だったし・・・
ちなみに小説で、映画についてはこんな風に語られています。
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「あの映画、見たこたあるか?」
「ずっと前テレビの深夜放送で見た。初めから終わりまで全部見たわけじゃないけど」
「つまらん映画だったろう?」
つくるは中立的な笑みを浮かべた。
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いやいやいや、中立的な笑みを浮かべられるつくる君は大人だよ!誰が観たってつまらん映画だろ、これ!!!そんな映画にお金払っちゃったよ!!
…とはいえアメリカのハッピーな映画だから、まぁゴキゲンでしたけどね。。。(←案外キライじゃない)まず今回のエルビスの役名が「ラッキー・ジャクソン」。名前がラッキー!いいですね~。で、レースにばかり夢中になってるラッキーにガールフレンドが「ライバルは青いレーシング・カー♪」と怒りながらサンドイッチの差し入れを用意するナンバーが上の写真。ケチャップで「LUCKY」と書いてて…カワイイ!!お洋服もお腹の出てるピッタリ白レースのトップスに濃いピンクのフンワリスカート。
そして、本当に話の筋とはまったく関係なくエルビスの歌う「テキサスの黄色いバラ」と「The Eyes of Texas (線路は続くよどこまでも)」。このシーンは何だか妙に素晴らしく…テキサスっていい所なのかも…とさえ思ってしまいました。
にしても「つまらん映画」でしたよ、やっぱり。

2013年6月17日月曜日

花様年華





台湾の「変身写真館」のイメージ作りに向けてちゃくちゃくと準備を進めています…(それより写真館の予約しなきゃ)
まずは10年程前に20分くらいで挫折したウォン・カーウァイ監督の「花様年華」(2000)を観ました。美しかった~~!!香港1962年くらいの設定なんだけど、マギー・チャンは体にピッタリの綺麗なチャイナドレスをいつも着てて…メイクも60年代風でオードリー・ヘプバーンとかソフィア・ローレンみたいな濃いアイラインと眉毛なんだけど、でもやっぱりアジア♡なんというかこの映画、ムードいっぱいなんだけどアジア人って顔が幼いせいかヨーロッパの映画みたいに濃くなり過ぎないからいいですね。
しかし台湾行きのために観た映画なのに…香港に行きたくなってしまったぜ。

2013年6月14日金曜日

台湾旅行!!



イエーイ!この度宝塚星組台湾公演(今年4月)の余韻?を受けて、今年のバカンスは8年ぶり2回目の台湾(台北)に決まりましたーー☆☆
台湾は人は優しいし、食べ物は何でも美味しいし、近いし安いしで大好きな国です!!でも一番の目的は・・・・・・・(←ためる)台湾名物「変身写真館」!!!激安ツアーを選んで、高価な(でも決して誰にも見せられない)写真を撮って来まーーす\(^0^)/どんな写真にしようか今から色々リサーチ。中華系お金持ち若奥様風みたいな、全然よくわかってないけど「花様年華」と「宗家の三姉妹」と愛新覚羅浩さん」を全部足して割った感じにしたいな~♡♡♡(設定むちゃくちゃ!)
旅行は7月中旬です。あと1ヶ月~~すっかり台北の地理を忘れてるので、これから電車の中は毎日台北ガイドブック熟読となります!

2013年6月13日木曜日

バーナード・フュークス展







昨日は元宝塚スター白華れみさんのブログで知った「バーナード・フュークス展」へ行ってきました。
50~60年代に活躍したイラストレーターで、ヘミングウェイ等名だたる作家達も彼にイラストをたのんだとか。なかでも有名なのはケネディ大統領の肖像。他にゴルフ、野球、ボクシングの絵に広告用のイラストや、晩年はイタリアによく行ってたらしく大きな風景画などが展示されていました。イリノイ州出身・コネチカット没らしく…ホッパーにも通じる東海岸寄りな香りがする作家さんで、この「THE☆AMERICA」な感じにテンションが上がりました~。しかしまぁ…本当にケネディ大統領はカッコいい!!もしやケネディって実は絵や写真の方が実物よりカッコいいのでは!?リトグラフの販売の画廊と展覧会、と半々な展示だったので、お金さえあれば買いたかったですよ…(TΛT)
会場には19時から始まるレセプションのために白華れみ嬢もいらしたので、図々しくも「ブログ見てやって来ました」と声をかけてしまった~。めちゃくちゃ可愛かった~♡♡あっはーーミーハー。

2013年6月11日火曜日

キューティーバニー







6月にTSUTAYAで借りた映画は…「キューティーバニー(原題:The House  Bunny)」。「キューティーブロンド」の二~三番煎じ感は当然あるものの、普通に楽しかったです。
かの有名な雑誌「PLAYBOY」創設者ヒュー・へフナー(本人も出演!)の御殿「プレイボーイマンション」に住むプレイメイトのシェリー(あの横向きバニーのネックレスをよくしてた!)が、マンションをつまらない理由で追い出されることになり(これがまた本当にくだらん理由なんだ…)、廃寮寸前の超負け犬組のソロリティクラブの寮母(HouseMother)になって地味だった女の子達を垢抜けさせパーティーを開き寮を盛り返す…という簡単なストーリー。
たいしたことない映画だったけど、ここでシェリーの名言珍言をご紹介。
♡「刑務所から血文字のファンレターも来たわ」(自分のモテ度の紹介例?)
♡「目にポイントを置いて。目は顔の乳首だから」(メイクアップレッスン中)
♡「あなたはもうミミズじゃなくて蝶なのよ」(イケテない子に自信を持たせる時)
たいしたことない映画だと言いましたが…本当にたいしたことないんだけど、前回の「テイク・ディス・ワルツ」みたいなオシャレ映画より、私にゃーこっちの方がよっぽど楽しかったです(^^;)(そんなもんよね~)