2014年9月17日水曜日

星組公演「The Lost Glory ―美しき幻影―/パッショネイト宝塚!」



9月5日に幕を開けた星組公演「The Lost Glory ―美しき幻影―/パッショネイト宝塚!」を観てきました。ここしばらく「ロミオとジュリエット」、「ナポレオン」とショー無しの一本ものが多かったので星組には久々のお芝居&ショーの2本立てでした。
・・・しかし…芝居がつまんなかった~。宝塚はオリジナル作品になると、どうしてこうも急激につまらなくなるのか…。もちろん役者さん達が頑張ってるのはわかるんだけど、大好きなスターさん達が出ていてなお、「こんなつまんない芝居、1時間35分も続くのは辛いわ・・・」とついチラッと時計を見てしまうという悲しいことに。せっかくのアルマーニ提供のスーツも魅力半減~。
その点、どんなにお粗末でわけワカメな構成でも組が元気いっぱい弾けていると騙されちゃって楽しいのがショー!今回はラテンショーということで皆黒塗り!「情熱」「エネルギッシュ」「ダイナミック」、ええ、ええ、それらはぜ~~んぶこの星組におまかせあれ!!という感じでプロローグからねねちゃんの長~いおみ足のダルマを拝み、すさまじい集中力のチエのカポエイラもやはり拝み、宝塚のラテンの衣装に血が騒ぎました!!
先月退団発表をしたせいか、心なしかトップコンビのカウントダウンを思わせる舞台で悲しくもあるけど、ゴールが見えて、そこへ全力で集中しているチエがまた神がかっている公演でした。

李香蘭



ニュースを全然見ていなかったので知らなかったのですが、山口淑子・李香蘭さんが7日に亡くなったのですね。享年94歳。
李香蘭を知ったのはやはり劇団四季のミュージカル「李香蘭」だったかな。李香蘭の写真を見て子供心にずいぶん美しい日本人がいるものだと驚きました。私が知った頃にはもうただの化粧の濃いおばあちゃんでしたが、戦前はアジア中を虜にし、戦後はイサムノグチの心を虜にしたのだから魅力的な人だったのでしょう。うーむ、しかし美しい。
そして李香蘭、と聞くと同時に思い出す人がいます。同じ1920年生まれの女優、原節子。鎌倉の老人ホームみたいな所に入っていているという話だけど、まだ生きているのでしょうか。「李香蘭が生きてるってことは、せっちゃんも生きてておかしくないのか」と今までは思ってたけれど…。生きていたらどんな94歳なのでしょう。

2014年9月12日金曜日

Amazon 「欲しい物リスト」



ポチッと押せば買い物ができちゃうAmazonは便利でもあり、恐ろしくもあり、私の深い深い底なしの物欲の井戸の蓋でもあります…。というとオーバーだけど、本当使いすぎに注意しないとですね。さて、Amazonにはこれまた便利な機能があるんですよ。「欲しい物リスト」。気になった商品を保存しておけるのです。上の5品は私の「欲しい物リスト」で待機している商品です。

①Panasonicのナノケア・くるくるヘアドライヤー
毎日使うくるくるドライヤー、今はお香典のお返しカタログでもらった小安いものを使っているので、ヘッドがすぐ取れるは、ただの熱風でアチチだわ…というわけで、ナノイーが欲しいのです。私、贅沢でしょうか?
②BBクリーム
以前お友達(のお母様?)からいただいて以来、リピートしているMISSHAのBBクリーム。日本にも店舗があるのだけど、Amazonで韓国から買った方が段断然安いのだ…。
③レコードプレーヤー
昔古道具屋で買ったプレーヤーがとうとう壊れたので探していたら見つけた商品。これはスピーカーに繋がないと聴けないタイプ。テレビに繋いでも…スピーカー換わりには…なら…ない?のかな??
④中山式快癒器
昭和22年発売以来長らく日本人に愛用されているマッサージ器具らしい…。俳優の田中壮太郎氏曰く、どんなマッサージチェアより効くとか。本当かなぁ?と思いつつレビューがとてもいいので信憑性が高い!
⑤クリスメラキャッチ
絶対に落ちない!!と日経新聞に載っていたピアスのキャッチャー。落ちないのは心強いけど、ちょっと耳の裏にはデカ過ぎてデザインが難有りゆえに保留中。

比較的生活必需品ばかりだと思うのだけど…私、物欲強過ぎるかしら??しかし中山式快癒器が一つ入るだけで、他の商品がどういうわけか必要以上にダサく見えてきますね。

2014年9月10日水曜日

江戸東京博物館「思い出のマーニー×種田陽平展」






江戸東京博物館は毎週金曜日は21時まで開館しているということで、仕事帰りに(両国が近いのだ)「思い出のマーニー×種田陽平展」へ行ってきました!!映画を見ている間は「なんか辛気くさくてつまんない~」と思っていたのに、この素晴らしい展示を見たら、「あらら?マーニーって実は素晴らしい映画だったのかしら!?」と思えるほどの大感動。素晴らしいのはきっと映画じゃなくて美術なのでしょう(込みだけど)。
まず!!映画中何度も出てくるあの湿っ地(しめっち)屋敷がジオラマで!!杏奈がボート漕いでるし!!窓辺にはマーニーが立ってるし!!もうもうそれだけで何分でもそのジオラマの前に居られるくらい素敵な空間でした。(ジオラマは動かないけど、照明で朝から夜になる)展示の裏へ回ればお屋敷の玄関側も見られたりして、一人で実は鼻血が出そうなくらい興奮してました。
他にもマーニーのお部屋、恐ろしいサイロの再現、森や漁師小屋のジオラマなどがあって…こんな素晴らしい展示、どうして写真撮影不可なんだろう!?!?もっともっと多くの人に宣伝して見てもらいたいクオリティの恐ろしく高い内容でした。ちょっと最近例を見ないくらいの感動をもらえたこの企画、 このサイトで動画が見られます。15日まで。

2014年9月8日月曜日

映画「イヴ・サンローラン」試写会



映画「イヴ・サンローラン」の公式Facebookで試写会のお知らせがあり、ダメ元で申し込んだら当たってしまいました。観に行くつもりの映画だったのでラッキー☆でもその試写会、なぜか映画の前に叶姉妹のトークショーがついていました…。しかも「この試写会の模様をどんどんSNSなどで宣伝してください」ということで写真撮影OK。私もバシャバシャ撮ってしまいました!!
お二人は映画にあわせてイヴ・サンローランの黒いドレスをお召しに。テレビで見ても生で見てもやっぱりヘンテコリンなオッパイだけど、お二人は体がしっかりしてるから、普通の日本人に比べるとこういうドレスがやはりちゃんと着こなせるのかもしれないですね。
残念だったのは、恭子さんがサングラスだったこと。サングラスしてると、もうこの世の人じゃないみたいなんですよ!Gacktっぽいのかな…?いやいや「ジ・アルフィー」の高見沢さん…?いや、もうここまでくるとマイケル・ジャクソンクラスだな、と思いながら見てました。
右に写っているピンクのドレスは恭子さんの持ち物だそうで、サンローランのキレイなピンクのカクテルドレスでした。

2014年9月5日金曜日

長い木曜の夜



先週の木曜日は3つの場所に行きました。ひとつは丸ビルでやっていたカラコンのイベントに同窓の神崎恵さんがゲストで来るというので見に行ってきました。ネット上と違って生で見てみると印象違ったりしますからね。安っぽいピンクのキャンドルとPaul&Joeの試供品をお土産にもらい・・・


千代田線で湯島まで移動し、森鴎外の家を旅館にしている「鴎外荘」へ行きました。こちら永井愛さん主催の「二兎社」が「したまち演劇祭in台東」に出演するため。一部が女将による鴎外のレクチャー、二部がお稽古中の10月公演「鴎外の怪談」のリーディング。母親と嫁の間に挟まれてクスリ&ヒヤリとするような家庭での鴎外の姿が垣間見えた作品でした。本番が楽しみです。そして女優の水崎綾女さんの美しさに見入りっぱなし!!イベントの様子は、女将のブログ(私は後ろの方だったから写ってない…)や、劇団のブログで!


明治の建物は頑丈で…ちょっと無骨で暗め。やっぱり時代も建物も大正時代から明るくなるのかな。でも素敵な桟にうっとり…♡


うっとりなのは建物の細部だけではない!!!なんと数年前に宝塚で上演された「舞姫」のチラシと主演二人からのお礼状(公演後関係者に配られる物)が飾ってありました。ちなみにこの公演のエリスは「リアル・マヤ」の野々すみ花嬢でした~!!


イベント後にその鴎外荘の近くにある銭湯「六龍鉱泉」へ。映画「テルマエロマエ」に出てくるような昔ながらの銭湯でした~ので興奮して人がいないのをいいことに撮影大会。9時をまわっていたのでお客さんは近所の方達が3~4名程度(皆、挨拶してた)。お風呂の後はコーヒー牛乳を飲みながら、生まれて初めての写真にあるおかまドライヤーを体験。地肌があんまり乾かないけど、馬力はあるし普通のドライヤーと違って一度に360度が乾くから早くてとってもよかったです。髪が短いせいもあって1回20円で乾いちゃいました。1回やはり20円の骨董品のようなマッサージチェアも無駄に体験。ソフトさ皆無だったのですが逆に私の強力にこった肩には気持ちよかったです。

たくさんの若いOLさん達が話を聞きに集まっていた丸の内からたった3駅で、真逆といえるような世界に行ったトリップ感のある楽しい夜でした。