2011年10月29日土曜日

買っちブ〜③ Cartier


いやはや…何がなんやらですが、ワタクシとうとうカルティエの時計を買っちブ~!気がふれてしまったか?と自分でも思うくらい高価な買い物でした。と言っても、80年代のUSEDです。(姉には「ヴィンテージ」と言われたけど…80sの物にそんなオサレな言葉使っていいのかな?)
カルティエの腕時計は、A・ヘップバーンが、映画「おしゃれ泥棒」でしているのを見てしばらく憧れていたのです。 (M・モンローも「Diamonds are a Girl's Best Friend」で「ティファニー!カルティエ!」と叫んでたし…。あと友達に「30代になったらカルティエよ!」とも言われてたわ。)大人の階段100段飛ばしの気分!!

10月は1週間のうちに気の滅入ることが複数重なってしまい、太宰の「斜陽」にある「私はもう、いやになった。これまでの生活が、いやになった。」という台詞がずっと頭をまわっているくらい、正直本当にキツかったです。私は別に今の生活がイヤなわけではないのだけど、さすがに「生きていくって大変なことなのかも」といっちょ前に思ったりもしました。この2週間はまるで、ピノキオがしっぽに石を巻き付けて海底を歩いているような、つまり暗い日々でした。でも、1つ現実として一番重たかった事がどうにか落ち着いて、そうしたらひどく気持ちが楽になり、他の大変なことは、とりあえずもう仕方がない!と思えてきました。大切なものが守られ、そこにあればいい、欲張り過ぎないのが大事だと学んだ気がします。(いや、勿論望むものを手に入れる為に、ベストを尽くして努力するのは大事なんだけど。)
ほとんどが自分の力ではどうにもならないことばかりでしたが、それでも今回は自分にできることは、なんとかできたかな?と思い、それを讃えてこの時計を勢いで買ってしまったわけです。(自分に甘過ぎ。どの口が「欲張り過ぎない」なんて言う!?)

Cartier Tank Allongéまたの名をCartier de Courageです!
(勝手に命名☆)

2011年10月26日水曜日

雪組公演「仮面の男/ROYAL STRAIGHT FLUSH!!」





ギャッフン!雪組の「仮面の男/ROYAL STRAIGHT FLUSH!!」を観てきましたが…すごい空席…。2階のS席(ちなみに8500円)は1.5割くらいしか埋まってなかった。A席も半分くらいかな。地震直後だってもっと入ってたのに。
宝塚って、スター目当てでファンがリピートするものだと、皆さん思われるでしょうが、客入りはやはり作品の善し悪しで大きく左右するものなのですよ-。今回の「仮面の男」を作・演出した児玉先生のタルンタルンのしまりのない、どうしようもない舞台は今に始まったことじゃないと思うけど…あの方は大きな舞台を1時間半埋める技術を持ち合わせてないなぁ。
しかし!ショーは楽しかった☆インディアンとかウェスタンの衣装がバンバン出てきて、有名な曲をたくさん使っていて、「大いなる西部」のメロディーが流れてきた時には涙出そうになると共に、フッと昇天さえしそうでした…。
ヒドイ芝居だったけど、芝居・ショーともに今回は天才有村先生が衣装を手がけたので、全編通して視覚的には眼福☆眼福でした。ムハムハしっぱなし。
というわけで、ショーはもう一度観たいけど、あの芝居もう一度はキツイ!あの真っ赤な空席を前に笑顔で仕事をしなければならない雪組生達を思うと心が痛みます。

2011年10月19日水曜日

Kissani嬢個展「Lämpimiä Kaulaliinoja」




この季節恒例となりました(?)、姉のお友達Kissaniさんの個展へ今年も行って参りました~!!今回は「Lämpimiä Kaulaliinoja」というタイトルで、これはどうもフィンランド語で「あったかストール」 という意味だそうです。で、そう!そうなんです!!行ってみたら、モコモコのあたたかいストール(糸はアルパカとか!)が!寒い冬もこれで乗り越えられそうです…!
毎回毎回、たくさんのキレイなストールをどれにしようかたっぷり悩むのですが、今回は早い時点で2つのストールに絞れました。が、そこからまた悩む悩む…(結局悩む)。最終的に会場にいらしてたKissaniさんのお友達の方が「冬の朝の光みたい」と素晴らしい感想をくださったのに気をよくして(その方が褒めてるのはストールなのだけど!)、見るだけで心まで暖かくなりそうな色のストールを選びました。会期終了までギャラリーに展示しておくので、手元にその「あったかストール」が来たら、改めてご紹介します!!
galerie doux dimanche(青山)で30日(日)まで。早くしないと、どんどんなくなってしまいますよ~!

2011年10月18日火曜日

1級合格者名前掲載☆



オッホッホッホ。とうとう載ってしまいました~~!!何がって??この度受けました、宝塚歌劇検定1級合格者として、大正7年創刊の歴史ある宝塚月刊誌「歌劇」に私の名前が載ったのです~!!
歌劇誌上に自分の名前が載ることがあろうとは、ゆめ思っていなかったことなので…素直に本当に嬉しかったです!!「歌劇」に名前が残ると言うことは、歌劇編集部にも、池田文庫にも、国立国会図書館にも、果ては憧れの早稲田の演劇博物館の資料としても残るわけですよ!!
そして先日合格特典の宝塚大劇場SS席チケットも届きました!早く旅の計画たてなくちゃ!格安飛行機チケット取らなくちゃ!!宝塚ホテルも予約しなくちゃ!!ヒーーー!!

2011年10月13日木曜日

月組公演「アルジェの男/ダンス・ロマネスク」



アメリカ旅行中に初日を迎えた、のんちゃん出演の月組公演「アルジェの男/ダンス・ロマネスク」、やっと観られました~。(なんてトロトロ書いてたら、千秋楽を迎えてしまった…!!)
今回、アルジェリアとパリが舞台の話だったので、「ラ・マルセイエーズ」が2~3度出てきました~!!やっぱりあの曲はテンション上がりますね。そら(par cœur)で歌えるようにならなきゃ!
そして面白かったのが…「あんたはどうしてそんなに汚いの!」とサビーヌ(写真中)に言われてしまったジャック役(写真右)のマサオのしゃべり方が、ミュージカルドラマ「Glee」のスー先生の吹き替えにそっくりだったこと!!「Glee」好きというキリヤン(写真左)、ツボにはまらなかったのかなぁ…。
(低い声で)「よぉ~ジュリアン、調子はどうだい?」みたいな。…こんな台詞はなかったかな???

2011年10月12日水曜日

Octobre


アメリカ日記はまだまだ続くので、ちょっとその合間にTakarazuka Cafe Break。(なんのこっちゃ)
10月は星組元娘役トップスター遠野あすかさんで~~す!!パチパチパチ。いや~この「エル・アルコン-鷹-」の時のギルダ・ラヴァンヌ。素敵だったなぁ、かっこよかったなぁ。あすかが注目され始めた頃は、宝塚娘役にあるまじきファニーさがなかなか好きになれませんでしたが、ものすごい抜擢の中、めきめき芸の幅を広げていく彼女は、いつしか大好きな娘役さんになっていきました。なにせ大人の女性を演じられる貴重な娘役だった!
この衣装は公演中、大好きだったのですが、数ヶ月後の思いがけず行かせていただいた兵庫出張で、タカラヅカ・プチミュージアムへ行った時に、展示されているのを見ることができ、幸せな再会を果たせました!(その後、舞台で何度か着回して使われてるのも、目にすることになるんだけど)

2011年10月11日火曜日

アメリカ日記⑦ ケネディ図書館&博物館





ちょっと交通の便がよくなかったのだけど、行って本当に楽しかったのが、この海のそばにある大きなJohn F. Kennedy Presidential Library & Museum
見ても(英語ゆえ)わからない公文書とかの堅い展示ばかりかな~と思ってたら、思いの外体験型のキッチュなミュージアムでした。ケネディの選挙事務所の再現とか、ニクソンとのテレビ討論の放送局のセットとか。テンションが上がりますが、お客さんは、見事にケネディ現役時代を覚えていそうな年齢層の白人ばかり。(就任演説の短い映像を何度も繰り返し観続けてる3人のおばあちゃん達とか…プロデューサーズ!?)
でも何より感動したのは!!写真下の、「げんきなマドレーヌ」の著者ルドウィッヒ・ベーメルマンスがジャッキーに宛てた数通の書簡。マドレーヌとミス・クラベルのイラストも見えます。ちなみに3枚目の写真はジャッキーが「マドレーヌ」を子どもに読んであげてます。有名な絵本作家と文通なんて、素敵ですね~セレブですね~。
私も子ども時代に大好きだった「マドレーヌ」(瀬田貞二さんの訳がこれまた素晴らしい)とボストンでこんな風に繋がるなんて、なんだか幸せな体験でした~!!

<追記>よくよくこのハガキを拡大して見たら、これはミス・クラベルがケネディ家長女のキャロラインに宛てたものになってるんですね~。「Dear キャロライン 私達は今アビニヨン橋を散歩しています。愛をこめて ミス・クラベル」とあります。か…かわいいことを…(T0T)

2011年10月7日金曜日

アメリカ日記⑥ ボストン美術館

寝不足のなかの強行軍(観光)とDuck Toursがとても寒かったので、夕飯中(フードコートのピザ)、「ヤバイ、風邪ひきそう…まだまだ旅の始めだし、ボストン美術館はあきらめるべき?」と思ったけど、無理して行って大正解ーーー!! もーなんなの?この美術館!!ミョーーーにツボな作品があり過ぎて大変でした。いや、本当にハンパなかったです。やーめーてーー!!ってくらい。というわけで、ボストン美術館で好きだった作品をご紹介します(長いよ)!

彫刻はいいなぁ。躍動感あって。


風見鶏ならぬ風見馬や

風見馬車も!

立体版、最後の晩餐。3Dだ~!!

自分では立ててるつもりの赤ちゃん。

この絵いいなぁと思ったら、アッサリ、モネだったりして。巨匠~!!

ヴァンソンもいるし♪

アメリカでまさかウィンターハルターに会えるとは!!

メアリー・カサットはいつでも素敵。私もお茶に入れて~!!

ルノワールのみずみずしさたるや!!

アメリカでワイエス。イエイ!そうこなくっちゃ!

ロックウェルの原画って、考えてみれば当然だけど存在するのよね。

作品じゃないけど、搬入エレベーターの大きさに感動!どんな作品でも入っちゃいますね。

あーーー大満足でした。そしてお土産にHopperの「New England」という画集と、 素敵なお皿を購入しました。 なにせ10時近くまでやってる美術館というのは、観光客には本当にありがたいですね!!Thank you,Boston!!

2011年10月6日木曜日

アメリカ日記⑤ ケネディ生家





Duck Toursが1時間程度かと思っていたら、たっぷり1時間半あって、ヤバイヤバイと走って電車に飛び乗り、Brooklineにあるケネディの生家まで急ぎました。
とびっきり高級という感じでもないけど、隣近所もだいたい玄関ポーチがあり、籐椅子やブランコを置くという、まるで映画のようなおうちの並ぶ閑静な住宅街でした。この生家は国が管理してるらしく無料。しかも母ローズの回想というスタイルの日本語のオーディオガイドを貸してくれます。
ここでは、ジョー、ジャック、ローズマリーの3人が産まれて(多分)、手狭になったからか、その後近所のもう少し大きいおうちへ引っ越したので、結局6年間しか住まなかったそうです。
写真中は、子どもたち用のテーブル。小さくてかわいいです。ちなみに少年ジャックは「アーサー王伝説」(写真下)が好きだったそうですよ~。(…読んだことないので、特に感想もないけど)

2011年10月5日水曜日

アメリカ日記④ Boston Duck Tours





こちらもボストンで乗ってみたかったもの。ボストン・ダック・ツアー!!第2次世界大戦中に活躍したという水陸両用車で、車窓市内観光&ボストンを流れるチャールズリバーの船上観光を楽しめます。私はピンクの車でした~♪

初めてこの水陸両用車という物に乗ったのですが、不思議~。トラックみたいに地面を走ってたと思うと、そのままドボンと川へ入って、その後はエンジンでボートのように進んで、また車体がビショビショのまま陸へあがって、車として走る。どういう切り替えなんだかわからないけど、車が船にもなる!!

運転手兼ガイドさんが、ツアー中ずっとボストンについてまくしたててたけど(結構笑いもとる)、わかったのは「一番後ろの日本から来たYoung Lady(私のこと)、川に入るとき濡れるかもしれないからね」ということとチャールズリバーから「MIT」を説明してくれたことだけ。でも、市内も走ってくれるので、時間切れで諦めてた州議事堂なども見ることができて満足でした!!

でも晴天とはいえ半外な上、こちらは座ってるだけなので寒かった~~。前に座ったイギリスから来てたスキンヘッドのお兄さんは半袖Tシャツだったけど…どういう体してるんだろ。

2011年10月4日火曜日

アメリカ日記③ SwanBoats





「地球の歩き方」を読んで乗ってみたかったのがこのPablic Gardenにあるスワンボート!! なんでも歴史のあるボストン夏の風物詩なんですって~。1台に20人くらい乗れるのかな?ボートの後ろにあるスワンに係のお兄さんが座り、ひとりで漕ぎます。なのでボートはゆーーーっくり静かーーーに池を一周(約15分?)します。大人は$2.75。
ボストンではずっと天気がよくて、肌寒いくらいの秋晴れのもと、柳などが美しい公園でのボートはとても気持ちよかったです。

2011年10月3日月曜日

アメリカ日記② ハーバード大学






さっそく翌朝向かいましたのは、天下のハーバード大学!!「キューティーブロンド」の舞台なのでワクワクワク。まずは星条旗の下のハーバードさんをチラッと見て、ズンズンとエルの入学したロースクールへ。…でも不覚にもエルが使ってた建物の名前をうっかり忘れて…結局映画で見た風景に出会うことができませんでした~ガックリ。愛が足りないわ~。でも、エルとエメットが出会ったような木のベンチなんかもあって、キャーキャーとパシャリ☆ケネディもここで勉強したんだな~なんて思いながら、次は大学のCOOP、ものすごい大きい本屋さんへ。ここではHopperの画集と、フィギュアスケートの月刊雑誌(なんてものがアメリカにはあるのですね~。ちなみにキム・ヨナが表紙でした)をもとめました。併設してるグッズ屋さんには「Harvard」と書かれたトレーナーやTシャツがたくさん売ってましたが、さすがにそれらを着るほどの図々しさと度胸はなくボールペンなどをお土産に買う程度にとどめました。