2015年11月27日金曜日

ほぼ日ハラマキ「ハローキティ」



随分前に初めてほぼ日でハラマキを買い、寒そうなイギリス旅行の前に赤いハラマキをもう一つ買い足し、本格的な冬に向けてキティの絵のものをもう一枚買いもとめました。日中はしていませんが夜寝るときは必ず着用してお腹をあっためています。
赤い方は薄手で、写真では見えにくいでしょうが伸ばすとキティの耳につけているリボンの模様がポツポツと見えるんです。(ネックウォーマーにしてもいいらしい。しないけど)
キティの絵の方はもう単純に可愛くて買ってしまいました。普段キティグッズなんて全然買わないのにハラマキになるととたんに可愛く見える「ハローキティ」。どういうことなんでしょ???
そろそろ本格的に寒くなってきましたね。ここ1~2年、歳のせいかなんなのか体が冷たいと悲しくなってしまうかわりに、お腹や足下がじんわりあったかいとつくづく「幸せだな~」と感じます。この地味な幸せのためにしっかり体を温めて過ごしていきたいです。

2015年11月26日木曜日

アデュー原節子



95歳で原節子が亡くなった。いつそんな訃報が耳に入るか、それとももうとっくに亡くなってるけど親族が黙っていて報道されていないだけなのではないかと、学生時代からずっと長いこと気になってました。
1962年に引退をしてから一切表舞台に出てこず、ひっそりと一人で鎌倉に住んでいた伝説の女優。私も大好きでどれだけモノマネしたかわからない。飽きずに繰り返し繰り返し見続けている小津安二郎の映画も結局原節子が出ている「麦秋」「東京物語」「秋日和」の3作品。
どのみちリアルタイムではまったく観ていないのだから(山田洋次監督でさえ会ったことがないらしい)今亡くなったことを知ってどうこう言うのは自分でも変な気もするけれど、やっぱり大好きな女優さんなので悲しい気持ちがあります。
しかし42歳で引退し、のこりの53年を人目にふれないように(パパラッチみたいなのも遭ったようだけど沈黙を通したらしい)生きるというのはどういう一生だったのでしょうね。
さて亡くなったのは9月5日だとか。これからゆっくり「桜桃忌」みたいな「〇〇忌」の名前を考えようと思います。ズバリ「節子忌」かなぁ…。「紀子忌」?(小津作品ではだいたい「紀子」という役名だった)「ドスコイ忌」?(腰回りがなかなか立派だった)うーん、どれもイマイチ…。

2015年11月19日木曜日

プリンス・オブ・ブロードウェイ


さて!先月幕を開けた柚希礼音退団後初めての舞台「プリンス・オブ・ブロードウェイ」。なんやかんやと素晴らしく予定より1回多い3回観劇してしまいました。全部で10名のキャストで、ブロードウェイの巨匠ハロルド・プリンスのこれまでの仕事を振り返るガラコンサートのような形式。
プロローグが終わるとすぐに「くたばれ!ヤンキーズ」へ。わりとすぐにチエが出てくるわりに…可愛いんだか可愛くないんだか。でも足がキュッとしまってて見応えがあります!(しかしゴツい…)


その次は私の一番好きなミュージカル「ウエスト・サイド・ストーリー」より「Something Coming」と「Tonight」。今ブロードウェイでノリに乗った二人のデュエットが聴けるあまりに貴重なチャンスでうっとり…!!このトニーの格好がかわいかった♡


そして大コケをしたという「スーパーマン」。クラーク・ケントをラミン・カリムルーがマッチョに演じてチャーミングだったけれど、なにせこの秘書?役のマリアンド・トーレスさんのパワフルな歌声でワクワクと興奮!!このリヒテンシュタイン風の書き割りも舞台の雰囲気にピッタリ!!


「She Loves Me」より2曲。8時のデートまであと10時間3分2秒、町一番素敵な女の子とのデートがうまくいくわけない!と落ち着かない、とても可愛らしいジョシュ・グリセッティの「Tonight at eight」と、


「こんな私を彼が好きになってくれるかしら?」としっとり可愛らしく歌うブリヨーナさんの「Will he like me?」彼女はNYでチエにすごく優しくしてくれたみたいで私たちチエファンにとっては恩人のような方です。(何様?)
ところで写真が小さいのですが、このお衣装がとても可愛かったのですよ~。赤いベレー帽にショール、赤いグローブにやっぱり赤い小さなクラッチバック。グローブの上からオシャレな時計。そして体にピッタリしたコート。クラシカル~♡♡


「フォーリーズ」のチエはレビュー・ガール!!色が可愛いんだけど、これもまた似合ってるんだか似合ってないんだか…(ゴツい)。でも立ち姿が本当に美しい!!


耽美過ぎて好きな世界ではないけれど「オペラ座の怪人」も。


圧巻はブリヨーナさんの「キャバレー」。解釈はそれぞれだなぁ…とも思ったけれど、もうもうそれ以上に見たことも聴いたこともないような歌唱力で…。陳腐ですが、もう本当に「圧巻」って言葉しか出てきません!!


でもなぜか3回観劇をして心に残ったのは、このトニー・ヤズベック氏。ダンスも超人的なら、歌もありえないくらい素晴らしい!で、そっちにばっかり目がいっちゃうし、さらっと演じちゃうから気がつきにくいけれど演技力も実はすごいんだ。今年のトニー賞主演男優賞にもノミネートされ、今ブロードウェイで最も三拍子そろった俳優と言われているらしい。絶対彼、ジェントルマン。


この作品がNYへ行くかはともかく、ブロードウェイの一流のスターたちをこんなに一度に観られるなんて(向こうに行ったって、1つのミュージカルにスターはせいぜい2~3人だものね)、あまりに贅沢過ぎてアワアワしてしまします。しかも有名なミュージカルのナンバーだからとにかく曲も美しければ歌詞も涙が出そうなくらい素晴らしいんだわ(字幕あり)。

チエの実力は、どうしてもこのスター達との差が一目瞭然だっかけれど、彼女がいなかったらこの企画が日本に来ることもなかったし…チエはいったい私たちにどうしてこんなにいつも想像を超えるような幸せをくれるんだろう!!心から感謝をこめて、ありがとう!!

2015年11月10日火曜日

いざスコットランドへ


イギリス旅行へ戻りま~す。翌日から一人でスコットランド2泊3日の旅へ。朝早~く暗いうちから出発(明るくなるのが遅いんだ)なので、起きなくていいと言ったのに友達は起きてくれて、ガウン姿でパパッと写真のようなお弁当を作って持たせてくれました。ハムとチーズのサンドイッチと、リンゴとバナナ。すっかりお母さんの友達でした。
さて、今回は「ライアンエアー」という超格安航空の国内線を使いました。確か行きが£14(2700円くらい)で、帰りは土曜日だったので高めの£40(約7600円)。往復で1万円くらいなので本当に安い
ですよね。ただ!残念なことに出発の日は雨で、さすがの格安航空。タラップ使用だからこのようにお客さんを平気で雨の中待たせる↓


前から乗ろうが、後ろから乗ろうが濡れる。この旅行中唯一傘を出したのがこの時でした。傘を持っていない人が多いのか皆濡れそぼってます…。

機内は安っぽい黄色。画面も何も無いので救命道具の使い方はお兄さんが実演。(国内線は基本どこもそうだけど)飲食はすべて有料だけれども、ゴミが出れば片付けなければいけないし…というわけで積極的に販売はして来ませんでした。

3人掛けの座席の隣はどこかの国の白人老夫婦。おばあちゃんが色々話しかけてくれたのだけど、何せ訛りがひどくて「向こうでは晴れてるといいわね」とか「スクールホリデーなの?」くらいしか聞き取れなかった。(学生に見えるかぁ?)
とにかく朝が早かったので1時間のフライトは爆睡。着陸時にやっと起きたらおばあちゃんに「よく寝てたわね」と言われた…。
空港に降り立てば…イエーーーイ!着いたぜ、スコットランド!!

おりしもちょうどラグビーのワールドカップ期間中。数日前にスコットランドVS日本で負けていたのかな?(全然知らない)ワールドカップのスタッフらしいユニフォームを着た人などを見かけました。


さて、スコットランド名物ウール商品もさっそく空港で売られていましたよ!!何も空港で買うこともないし…とスルーしつつも、タータンチェックにドギマギします!!


バスで30分ほどで市内へ。バスを降りればすぐに有名な「スコット・モニュメント」が!!スコットランドの文豪サー・ウォルター・スコットの記念碑。作家の記念碑の中では世界最大だとか!!


いよいよ長年来たかったスコットランド旅行が始まります…ワクワク!!