2009年11月2日月曜日

奈良の都 その5 志賀直哉旧居



午後はレンタル自転車をかっ飛ばして、「志賀直哉旧居」へ行きました。
近現代日本文学専攻のワタクシとしては外せない場所!!
日本はまったくどこを旅しても文学散歩になるから好きだーーー。
この写真は2階からの眺めですが、山が見えてちょうど紅葉で素晴らしかった。静かな場所だしこれなら志賀直哉系の小説(あんまり都市物ではない感じ?)の執筆がはかどりそう!!
こんな所で育ったら、さぞ心穏やかな素直な人間になれるだどうな…と思ってたら、志賀直哉は「男の子を育てるには奈良は向かない」と東京に引っ越してしまったのだそう。なんだかそれもよくわかる。刺激がなさ過ぎるし、あまりにぼんやり・のんびり育ってしまいそうな場所だもんね。

ところで志賀直哉自ら設計図をひいたというこのおうちで、「暗夜行路」の後半が執筆されたらしいのですが…忘れちゃったよ、「暗夜行路」。
時任謙作!?妻が不倫?違ったかな?