2011年7月14日木曜日

宙組公演「美しき生涯/ルナロッサ」


楽しかった「ノバ・ボサ・ノバ」も終わり、宙組が東上。芝居は大石静さん脚本の「美しき生涯」という石田三成と茶々(写真…カメラ目線!?)の話。
幼稚園の頃(那智わたるあたり?当時はかけ声もOKだったとか)から宝塚ファンという大石さんの脚本。期待していたほどではなかったのですが(歴史上の話だから結末はわかってるし)、それでも宝塚のツボをガッツリ押さえたファン心をくすぐるお芝居でした。大空さんの三成、かっこよかった~!!今回大石さんは、時代考証にこだわらず、とにかくカッコいいところはカッコよく、と作ったそうです。草履を脱いで足袋姿になるとサマにならないから、外でのシーンを多くする、とか、史実?に反してもトップを月代にしない、とか。そして禁断の恋のようなラブロマンス要素なども盛り込んで、宝塚ファンに嬉しい作品となっていました。
ショーは…若手演出家の稲葉君…もっとよく勉強して、もう一度出直してきな、という感じでした。ちょっとエンターテイメントとしてお客様に出すレベルまでいっていませんでしたね。(愛の辛口)