2012年9月20日木曜日

ベルサイユのばら展



40周年記念ベルサイユのばら展に寄せて

40年前に『ベルサイユのばら』をスタートさせた当時、怖いもの知らずというか、まことに図々しいことではあるが、胸が高鳴るような自信と、必ずヒットするという確信を持っていたような気がする。むろん、その為には片っ端から資料を読み、デッサンを基礎からやり直すなど、あらゆる努力をしてきたつもりである。
毎週届く膨大なファンレターの数が励みとなり、若かった自分は文字通り寝食を忘れ創作に没頭した。今思い出しても苦しくなるような、懐かしい日々である。
ずっと長く読み継がれて欲しいという自らのささやかな願望をはるかに越え、「ベルばら」は世界に広がって行った。親から子へ、子から孫へ、そして海を渡ってアジア、ヨーロッパへ。なんと幸福なことであろう。
ファンの方はもちろんのこと、『ベルサイユのばら』に関わってくださったすべての方々に感謝申し上げたい。

                                                                                  池田理代子
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松屋銀座で開催されている「40周年記念ベルサイユのばら展」の入口に池田理代子先生からのメッセージがあり、もう出だしから感動してしまいました。わかっちゃいたつもりだけど、本当にあらん限りの情熱をそそいだ作品だったんですね。そして、展示されている原画を1枚1枚見ていくと、つくづく足腰のしっかりした作品だなぁ…と毎度のことですが感動し、場面によっては泣きそうになったりして(T0T)(オスカルが女装してダンスしたのがフェルゼンにバレちゃう?ところとか、ルイ16世がアントワネットを想う気持ちとか、ジェローデルがオスカルを女の子扱いするところとか…とにかく色々)
そしてリアルタイムを知らない私でしたが、理代子先生のインタビュー映像で、当時のこの漫画の意味なども知ることができました。
と・も・か・く!!改めてこの「ベルサイユのばら」という漫画の素晴らしさに触れた展示でした。皆さん、是非、是非、行くべし!!!バスティーユへ!!もとい、松屋銀座へ!!
24日まで。