2016年2月4日木曜日

陸奥A子



先日、1985年前後に雑誌「りぼん」に掲載されていた陸奥A子の作品(自選集)を初めて読みました。1985年、昭和60年。私は幼稚園だったので世の中の流行とはあまり関係のない世界に生きていましたが、女の子の間では(幼稚園の先生とか)丸文字が流行っていて、甘くカワイイものが溢れている時代、という印象はあります。「ぶりっこ」とか「サンリオ」とかね。
そんな時代の「乙女チック漫画」と言われた陸奥A子先生の漫画!もうね、キラキラしててお花が飛んでるようで、ピンクで(漫画は白黒だけど)ときめき過ぎてツライ…。羽海野チカ先生のお言葉をお借りすれば「口から砂糖がザーザー出てきちゃう」ってなものです。特にこの絵でもわかるように結構細かく背景とか小物とかを細かく描き込まれるので見ていて、80年代の小道具にときめく!この絵はレコードだけど、女の子同士で可愛いパジャマを着てお泊まり会をすればカセットデッキから音楽は流れてるし、飲み物はたいていミルクティーだし、ファンシーなカフェ(って言葉、この頃まだ浸透してないよね)でたのむのはパフェだし、恋をしてルンルンしてるし、お洋服はオシャレでこってて可愛いし!!
あああ、もう本も漫画も私の部屋には置き場所がないんだけど、欲しいわぁ、これ…!!(ツライ…)