9月5日に幕を開けた星組公演「The Lost Glory ―美しき幻影―/パッショネイト宝塚!」を観てきました。ここしばらく「ロミオとジュリエット」、「ナポレオン」とショー無しの一本ものが多かったので星組には久々のお芝居&ショーの2本立てでした。
・・・しかし…芝居がつまんなかった~。宝塚はオリジナル作品になると、どうしてこうも急激につまらなくなるのか…。もちろん役者さん達が頑張ってるのはわかるんだけど、大好きなスターさん達が出ていてなお、「こんなつまんない芝居、1時間35分も続くのは辛いわ・・・」とついチラッと時計を見てしまうという悲しいことに。せっかくのアルマーニ提供のスーツも魅力半減~。その点、どんなにお粗末でわけワカメな構成でも組が元気いっぱい弾けていると騙されちゃって楽しいのがショー!今回はラテンショーということで皆黒塗り!「情熱」「エネルギッシュ」「ダイナミック」、ええ、ええ、それらはぜ~~んぶこの星組におまかせあれ!!という感じでプロローグからねねちゃんの長~いおみ足のダルマを拝み、すさまじい集中力のチエのカポエイラもやはり拝み、宝塚のラテンの衣装に血が騒ぎました!!
先月退団発表をしたせいか、心なしかトップコンビのカウントダウンを思わせる舞台で悲しくもあるけど、ゴールが見えて、そこへ全力で集中しているチエがまた神がかっている公演でした。