2012年11月28日水曜日

ホテル・デル・コロナド










しばらくブログに書きたいことが山積みだったのですが、先週風邪で寝込んでいる間に何が書きたかったのかすっかり忘れてしまった…。ま、どうせたいしたことじゃないのでしょう。
なので、すっかり遠のいていたアメリカ日記に戻ります!!
サンディエゴに着いてまず向かったのは、「ホテル・デル・コロナド」。数々の著名人が泊まった、1887年築のアメリカでも有数の歴史的ホテルです。
以前にも少し書きましたが、ここは映画「お熱いのがお好き(1959米)」のロケに使われた場所です。ホテルに着けば…映画そのまんまの(当たり前だけど)建物が!!時代的には箱根の富士屋ホテルと同じ頃でしょうが、なにせすごーーく大きくて、光がたっぷりの西海岸風で開放的!!とにかくこういう歴史のある木造建築が好きなもので、ムフムフしながら宿泊客でもないのにホテル内をうろつき、中庭を楽しみ…泊まりた~い、と唇をかみしめ(?)1時間弱の見学を終えました。
さて、アメリカのこういった歴史あるホテルへ行くと、歴史が逆に浅いせいか必ず「ヒストリカルルーム(またはコーナー)」というのがあるのですね~。そのホテルの歴史の展示で、初期の外観写真や、有名な宿泊客やレセプションの写真や、昔の食器など。古き良き時代に思いを馳せて、結構こういう展示を見るのにも時間を取られてしまうのです…。

2012年11月21日水曜日

マリー・アントワネット物語展

もう終わってしまった展示ですが、横浜そごうの美術館で、「マリー・アントワネット物語展」を見てきました。すんごい楽しかった~。なぜならこの展示、たくさんの復元ドレスが見られたのです~!!楽しくないわけないじゃない!!
まず、肖像画で見たことのあるドレス!!



ロココばんざ~い!!



宝塚でも最近使われたような、衣装もあり(「ジャン・ルイ・ファージョン」より)、





なんだかソフィア・コッポラの映画に出てきそうなくらい可愛いドレスもありました!!


他にも当時のファッション画や、


ヘアスタイルのイラストも。確かにこれこんな頭じゃあうなずけない!!


ドドン!!と、かの有名な船の鬘もあって…


そして今回の展示の一番の目玉は(ワタシ的に)、この船の鬘体験~~☆(写真自粛)


かぶってみると、これがいかに現実離れしたアホ(bizarre!!)なことかがよくわかり、あまりにも滅び行く宮廷に似合っています。そして、ヨーロッパにおいて、衣装がこれ以上モリモリになれない飽和点でもあったのでしょうね~。確かにこの船カツラはファッション史に残るハズだわ、と思いました。あ~しかし、ホントにこのカツラ体験は楽しかった!!おバカチンでーす!!

2012年11月19日月曜日

欲しい物リスト 2012 A/W

冬のボーナスを控え、欲しい物、または生活に必要な物を数え上げています…。今、一番必要だと考えているのはこちら↓


±0の電気ストーブ。以前友達の家にこういった電気ストーブがあって、とても暖かかったしその友達曰く「(乾燥する)エアコンを全然つけなくても済むようになった」とのこと。冬場以外はジャマになりそうだけど、本当に暖かいんですよ、これ!

そして生活必需品といえば靴!!職場-駅間片道20分を毎日歩いている私には、靴は本気で消耗品。暗い暗いと言いつつ、やはり合わせやすい黒レザーのコンバースとRepettoが必要です…!!




それから、最近ダンスをやっていて荷物が多いので、ガツガツ物を入れられて重さに耐えられるバック!ダンスまでの空き時間にフランス語の宿題でもやっていよう…とダンス用の着替えや靴に加え、テキストなどを持ち歩いてると、どんどん荷物が増えてきます。vanessaの持ち手が、もういつちぎれるんじゃないかと最近心配でヒヤヒヤでした。そんな時、日比谷シャンテの3階がリニューアルされ、LLBeanが入ったので白のトートが欲しくなりました…。モノグラムも入れたいな~(うるさいかな~)。


あとは…生活必需品じゃないのですが、前々から欲しい欲しいと言っているコインペンダント…。


キャーキャーまたこのブログのすみれコードが!!!!でも母親に「女の子がお金を首からぶら下げるなんて下品な事はやめてちょうだい!」と珍しくかなり強硬に反対されてしまい・・・。身に付ける物に関しては母親からの教えやら影響やらが三つ子の魂と言いますか、なかなか逆らえないところがありまして。。。そうは言っても欲しければ買うんだけどね・・・。。。ブヒー。

2012年11月16日金曜日

Blackwatchとスコットランド



 


「春の雪」祭りの勢いで「濃緑の格子縞の、スコットランド製の膝掛け」を買っちブーー!!だって、本当に緑とブルーのチェックでスコットランド製だったんだもん!!!!清様ストールです♡で、このチェックの柄は「Blackwatch」と言うのだと、姉が教えてくれました。
Blackwatchって何だ?と思い調べたら、昔この柄のキルト(?)で戦争をしてたスコットランドの連隊は、遠目に黒く見えたため「黒い監視兵」という意味でそう呼ばれて、この名前が定着したそう。(Wiki情報)
しかしタータンチェックって上品そうなのに、どこか野蛮な趣もあって、不思議と血が騒ぎますね~。
ちなみに「ROYAL THISTLE」というところのストールなのですが、「THISTLE」は「アザミ」という意味で、スコットランドの国花だそうです。
そんなわけで、今、妙にスコットランドに行きたい今日この頃。。。丘の上の王子さま~☆☆サマ~スクール~☆☆(←この二つ目のネタ、何人の人がわかるかな…)

2012年11月14日水曜日

田中眞紀子ワンピ





まぁ、これもまた本当にどうでもいい話なのですが、政治家田中眞紀子氏のファッションがわりと好きです。全部が全部というわけでもないのですが、外務大臣の頃から彼女のスタイル全般、いつもいいなぁと思ってました。
先週はしばらくニュースを賑わせてましたが、ファッションチェックをするのは楽しかったです。体にぴったりのワンピースはオーダーメイドでしょうか。
(写真上)ペイズリー柄ワンピース。緑のベルトがカワイかった。
(写真中)同じ布で作ったのか?やはり同色のベルト。写真ではよく見えないけど、すごく細かいピンタックが入っています。オフホワイトにゴールドのブローチが映えますね~。なにせこの年齢でこういうワンピースを着こなせるところが、お嬢ちゃまです。逆立ちしても私にはマネできない!!
(写真下)襟ぐり、袖口のキラキラした刺繍がキレイで、さらにゴールドの腕時計がのぞいてるところが好きでした。
まぁ、ファッションがよければ、いい政治家かというと、そうでもないところが・・・・ね。

2012年11月8日木曜日

「春の雪」Knit




そんでもって、劇中で清顕(写真左)が来ていた臙脂色のニットも可愛かった…。清顕の室内着は着物だと、勝手に思い込んでいたけれど、ニットも似合うぞ!!(・v<)-☆マックイーンもこういうの着てたし。で、この芝居を観る前から気になっていた「Estelle」のニットがますます欲しくなったわけです…。でもお財布的にLA旅行の後遺症がまだ若干ある身にはちと高い…。それでもこのニット残りわずか!!三島先生、どうしたらいいのーーーー(T0T)???
ちなみにこのニットは姉のお友達がやっているお店「Mocha」さんで取り扱われています。どれも可愛くて、いつも欲しい物でいっぱい…(;o;)
ああ、しばらく離れていたけど、LA日記に戻らなきゃ。

2012年11月7日水曜日

「春の雪」Scotland Tartan Check







「春の雪」の続きです。原作で、ある冬の日清顕と聡子が人力車に乗って雪見に行く場面があります。そこで「二人の膝を淸顯の持つてきた濃緑の格子縞の、スコットランド製の膝掛けが覆うてゐた。」とありました。…で、影響されやすい私は俄然「スコットランド製」のストールが欲しくなったわけでして…。でもタータンチェックってたくさん種類があるんですよね…何色にしようかな~。ブルーと緑だけじゃちょっと地味かな。
つづく。

2012年11月6日火曜日

月組公演「春の雪」



三島由紀夫原作の「春の雪」月組公演を観てきました。おそらくこの公演を観た人百人が百人、口を揃えてこう感想を述べるでしょう。「松枝清顕役の明日海りお(写真)がとにかく美しかった…!」と。
三島がもしこの芝居を観てたら、何て言ったかな?…………ピッチピチのスーツ姿でエラそうに(短い)足を組み、煙草をふかしながら演劇評論家と対談している三島が、「宝塚の『春の雪』を観たんだけど、芝居の構成はとにかく酷かった。演出や美術は浅利君にやらせればよかったんじゃないかな。でも清顕をやった人は綺麗だったよ。僕の書いた清顕とは全く別の清顕だったけれど、学習院の制服なんかもよく似合っててね。女の人があれだけ化粧をした上で美しく見えるってこともあるんだと、今回少し感心した。(要約:宝塚は認めないし、自分の思い描く清顕には遠く及ばないけど、明日海りおの美しさはさすがに認めざるを得なかった)」な~んて言ってそう~。
今回、宝塚と三島作品という似て全く非なる2つの世界が、ちょっとそれぞれ違った意味合いの「美しければすべて正解」というアプローチで融合されたミラクルな作品でした!!それもすべては明日海りお嬢の美しさの上に成り立っている話なのですが。
「春の雪」の話はもう少し続きます。