宝塚ホテル

さて、ここしばらく宝塚市に行きたかったのは観劇はもちろんなのですが、数回泊まってお世話になった大好きな「宝塚ホテル」が老朽化のためいずれ取り壊される、というニュースを数ヶ月前聞いたので別れを告げに行きたかったのです。

正面から入ればいつも通り娘役の比較的豪華な衣装が。これは宙組公演「トップハット」で実咲凛音ちゃんが着ていた衣装ですね。

朝食をホテルのロマンチックなラウンジ「ルネサンス」でいただきました。量は「こ、こんだけ…？」と思ったけど、比較的しっかりしたスモークサーモンとローストビーフのサンドイッチにおかわりできるコーヒーで結構お腹いっぱいに。

朝食のあとはホテルの見学。中庭の噴水。

旧館のホール。柱が立派！

ビアホール入り口（暗くてわからないわね）。

手すりに時代を感じます。

この七宝みたいな壁（下半分）、昔の建物っぽくて好きだったなぁ…（グスン）

どこまでもメルヘン！確かに今時こんなホテル、めったに無いですよね…貴重。

最近では、歴史的建造物として残そうという動きもあるらしいですが…どうなることでしょう。各部屋で宝塚チャンネル見放題の天国のようなホテルでした。

雪組公演「星逢一夜／La Esmeralda」

海の日3連休は大阪出張があったので、それにくっつけて宝塚大劇場へ行ってきました～！（ムラ、今年に入ってもう2回目だわ…）観劇したのは初日が明けてから2回目の雪組公演「星逢一夜／La Esmeralda」。普段東京公演しか観ないので、幕が開いて間もない、お客さんもどういう反応に出るかまだ手探りの宝塚を観るのはこれが初めてです。これからどんどん進化するのでしょうが、本当に空気のキレイなお芝居でした。なにせ子供時代からトップスター達３人が演ずるというこの異例の演目。娘役トップの咲妃みゆちゃんの言うとおり「心がキレイ」じゃないと観ていて薄ら寒くなるだろうところ、なんの無理もなく演じきれた今の雪組の邪心の無さとでも言いましょうか、素晴らしいでは片付けられないお芝居に大泣きの１時間半でした。

ショーはまぁ、いつも通りの齋藤先生のショー。プロローグはたたみかけるように盛り込んで興奮させておいて、後の45分は「ポッカーン？」でした。（正直ほとんど覚えてない）

でも！やっぱり今の雪組のあり方が清々しいので、観ていてイヤなところが一つも無い！すごいなぁ、トップスターの人柄、またはコンビの相性、２番手をいれたトリオの体制でこんなに組が澱まず輝くなんて…！東京でも観たいな～～でもチケット取れるかな～。

湘南デー

先日は平日にお休みを取って鎌倉・江ノ島へ行ってきました。まずは由比ヶ浜にあるドイツ人のやっている海を眺めながらドイツ料理を楽しめる「SEA CASTLE」へ。お料理は美味しかったのですが、いかんせん名物のドイツ人おばあちゃんが恐ろしくて写真は撮れず…。（なにせ何をしても怒られる、ことで有名）

その後はあまりの暑さと暴風（浜辺の砂が痛い！）に負けて涼しい「新江ノ島水族館」へ10年ぶりくらいに行きました。ユラユラ泳ぐ魚や高くジャンプできるわりとマイペースなイルカ達のショーや美しい照明に照らし出されたクラゲ達にすっかり癒やされてきました。

夕方はかつてオシャレな人たちが集っていたという（今は全然そういう感じじゃなかった）江ノ島の「ロンカフェ」でフレンチトーストを食べ、その後はサムエルコッキング苑内にある素敵な中華なあずまやで暗くなるまでおしゃべりをしました。暗くなりほとんど人のいなくなった江ノ島の坂を降りて、江ノ島大橋を渡ると現実世界に戻ってくる感じ。江ノ島って神社がたくさんあるだけあって、あれだけ観光地なのにやはりスピリチュアル。

近場（東京から考えるとあんまり近くもないけど）で結構リフレッシュできました。そして当たり前だけど平日はどこも比較的すいてる！

プチ贅沢の日々・・・

というほど、贅沢でも何でもないんですけれど、最近ちょこちょこ残業をしていて、そうするとちょっとした贅沢癖がついちゃうんですよね…。主に食です。

（上左）5月に清澄白河にオープンしたという「ブリジェラ」。温かいブリオッシュにジェラートがはさんであります。暑いシチリアでは食欲減退するとよくこれを朝食や昼食に食べるんですって～。素晴らしい土地ですね、行ってみたくなっちゃう！とても美味しゅうございました。
（上右）「残業すると帰ってからご飯作るの面倒くさいわ～」ということで近所の「美登里寿司」でお寿司パック。
（中左）東大で説明会の帰りに以前も行った温泉銭湯「六龍鉱泉」へ。安田講堂が冷房で冷えっ冷えだったので体を温めに…。
（中右）会議の前に小腹が空くだろうと、ダロワイヨでチョコマフィン。でも冷静になるとこんな物に260円もかけちゃったわ…と。あまり贅沢が身についてないようです。
（下左）ご夫婦二人でやっている下北沢「ロクサン」でピザ。贅沢に？コーラ付き。他にもパスタやラザニアが美味しそうでした。
（下右）これも東大の帰りに行った「弥生美術館」併設「夢二カフェ・港や」。本当のこと言うと、「どうしたらこんなにマズイバナナケーキが作れるんだ！？！？」という代物。店員さんに「これで勉強し直しな！」とベターホームの「焼くだけのお菓子」をたたきつけてやりたい思いでした。せっかくの美味しいコーヒーもケーキを流し込むだけに飲んでただけでもったいなかった！！
とまぁ、当たりがあったり、外れがあったりのプチ贅沢で忙しくてささくれた心を癒やしてます。

スカジャン

毎度山もオチも無い話ですが…。NHK朝の連続テレビ「まれ」の舞台が中華街となり、登場する元モデルのりょうさんは、中華料理屋のオーナーにして占い師。彼女の定番ファッションは「チャイナドレス＋スカジャン」です。その組み合わせはともかく、横浜なのにスカジャンなのもともかく、…例によって影響されやすい私はこの写真でおわかりの通り、ちょっとスカジャンが欲しくなったというわけ…です、ハイ。

とはいっても、私もどぶ板通りを何度か歩いているから知ってるけど、スカジャンって結構なお値段がするんですよね。３万円くらいが相場でしょうか。…Repettoが買えちゃうジャン！！し・か・も！なんぼ私だって、これがオサレ上級者じゃなきゃ着こなせないってこともわかってる！私の住んでる世田谷の住宅街でこれを普通着にする勇気も無い。（大家さんが不良になったんじゃないかって心配しちゃうよ！35歳のヤンキー）第一普段着には高すぎる！

…というわけで諦めて泣き寝入り（ってほどの話でもない）をするしかない、という結論に終わったというだけの話です。

ミシン糸

数ヶ月前、上司のお母様が亡くなられ「私はお裁縫しないから～」と、お裁縫が好きだったというお母様のミシン糸を私がいただきました。未開封のものや、糸の上から違う糸が巻き付けられていたりと様々なミシン糸がうちにやって来ました。ありがたいことにシャッペスパン60番（一番普通によく使うミシン糸：水色の糸巻き）が多く、普段自分だったら買わないような色も入っていて、ちょっと冒険をしたくなります。

他にはニット用のレジロン（白い糸巻き）、絹糸、そしてカラフルなキルト用の糸（上の方の細長い糸）。キルト、久々にやってみたくなってきました…。

お裁縫の腕はまだまだのくせに、道具がたくさんあるとやっぱりワクワクします！！