観劇後、エンジ色の阪急電車に乗って(興奮して鉄ちゃんのごとく電車を撮る私…)、小林一三が開館した池田文庫へ行きました。宝塚から15分。ここはもう大阪府です。
<池田文庫概要(抜粋)>
文庫の歴史は娯楽場宝塚新温泉内の図書室に遡ります。逸翁は宝塚新温泉の余興として1914(大正3)年宝塚少女歌劇公演を開始。図書室は、その翌年に新設。開架方式で、新刊雑誌や近刊の書籍を揃え、読書が楽しめ、読書に厭きれば歌劇を見、一日を過ごせる工夫をしました。1932(昭和7)年図書室は、演劇資料収集を目指し、宝塚文芸図書館に発展。
…とのこと。歌劇と図書館…さ…最高の一日じゃないか…。スゴイよ、一三!実業家としての手腕を発揮しつつ、大衆の娯楽も考えるこのバランス!!ここでは大正時代からの宝塚歌劇の刊行物が網羅されています。私の名前の載ってる「歌劇」も見てきました。
2階が展示室。今回は「タカラヅカを彩った郷土芸能」。かつて歌劇団内にあった「郷土芸能研究会」の膨大な記録と、それを舞台化した時の写真が展示されていました。今みたいにバンバンデジタル画像等を撮れない時代に、手書きの字と絵と楽譜で記録を残した資料は先人達の努力の結晶…(涙)。(そして、また元タカラジェンヌだった、母の従姉妹の写真を発見しました!)
もうもうもう、貴重な資料がたくさん所蔵されている、とにかく何日でもいられそうな図書館でした。本当にもっとゆっくりしたかった~~!!