2011年11月10日木曜日

アメリカ日記⑨ メイフラワーⅡ号





旅行から帰って、一ヶ月以上経ったところで、今回の旅の一番の思い出は、ジワリジワリとこの「メイフラワーⅡ号」だったように思います。今でも自分がこのメイフラワー号に乗ったのかと思うだけで、感動して涙さえ出そう。
と、い・う・の・も!!私の初めて観た宝塚は1990年の「ベルばら」で、次の星組公演は娘役使いの天才・故小原弘稔先生の、ズバリ「メイフラワー」という、イギリスのプリマスを出港し、新天地アメリカへ向かうピューリタン達の、メイフラワー号船上でのお芝居だったからです…!!だから「メイフラワー号」という名前とは21年来の付き合い。でもまさか、自分の人生の中でメイフラワー号(もちろんレプリカだけど)に乗ることがあるなんて、考えてもみなかった。連れて行っていただけて、わけわからないくらい感謝です!!
船に乗って、初めて芝居の一つ一つに意味を持ってくる。なにせこの船、思っていた以上に狭い!これでいつアメリカに着くかもわからなきゃ、みんなイライラして「キャンキャンという騒ぎ」にもなるよな~。食べ物無くなれば、そりゃレモン一つで大騒ぎだよな~。鞭打ちの罰でも科さなきゃ、風紀も乱れるよな~。そういえば英国全土から集まったメンバーだから、「お国自慢」を甲板でしてたのか…等々。そして・・・!!本当にバウスプリットは十字だった…。メイフラワーについては延々書いてしまいそうなので、主題歌を抜粋して終わりにしようと思います。
♪バウを見るのだ あのバウスプリットを 十字の彼方に幸せがある
さあ十字架に帆を張り 十字架に導かれ 自由と希望の国を目指そう♪
うっうっうっ(T^T)メイフラワー号のみんな、新天地でガンバレーー!!