2010年8月19日木曜日

アデュー 水先輩とミナコ


本日は雪組のトップコンビ、水夏希と愛原実花のサヨナラ公演「ロジェ/ロック・オン!」。 ひーーーー芝居、つまんなかったーーー!!できることなら、私だって隣の人みたいに爆睡したかったわい!!
それでも、水先輩を観てると、もうこんなに男くさいほどの男役は水夏希で最後なんだ、と本気で思い、一つの時代の終わりを感じました。流し目やカフスを直すしぐさとか、観てるこっちが恥ずかしくなるほどのザ・男役が宝塚にもう存在しなくなる、それは娘役が好きな私にとっても、やはり寂しいことです。水夏希とは真面目な、男役を愛するタカラジェンヌだったのだと思いました。 わかっちゃいたけど、改めて。
相手役の愛原実花は、先月亡くなったつかこうへい氏の愛娘。とはいえ、可愛くもなく、聴くに耐えない歌と、見るに耐えない下手な演技なのに、七光りでトップになる迷惑さに本気でげんなりしてたけど、親が亡くなっても休演せずに、笑顔で舞台(特にショーのプロローグ)を務める姿には、本当に頭が下がる思いでした。
水先輩、本当に本当におつかれさまでした!!そして時期トップのキム、務まるかどうかちょっと心配だな。彼女の正念場ですね…。