もう千秋楽を迎えてしまいましたが、先週新橋演舞場へ、鄭義信脚本・山田洋次演出の「さらば八月の大地」を観に行きました。このブログにもチョイチョイ出てくる田中壮太郎氏出演です!!
(写真上)幕は舞台となっている満州新京にある満州映画協会撮影所。本当にこんな荒野にスタジオがあったのでしょうね~。
(写真中上)松竹の新橋演舞場のロビーには、小津安二郎監督も愛用したという、アメリカ製の「ミッチェル撮影機」が展示されていました。松竹の歴史を感じます。
(写真中下)そして檀れい嬢も出演。こういう昔っぽいライティングのスチールはもう底抜けに美しい!!檀さんお得意の正面ショット!!ブロマイドにしてマルベル堂で売るべきだ!!でも演技は相変わらずで歌はブランクのせいか更に下手になってて底抜けに驚きました。。。
(写真下)ジャン!今回壮太郎氏(左)は中国人脚本家という役どころ。山田洋次監督との仕事の時はなぜかいつもメガネ君。今回は主演の中村勘九郎君の存在感、華に圧倒されっぱなしでした。子供の頃から舞台に立っている経験値というより生まれた時から歴史ある名前を背負って生きるって、こういうことなのかと思わせる見事過ぎる舞台姿でした。
演舞場は今回が2回目だったのですが、思えば1回目は10年以上前に観た勘九郎君のお父さん、当時の中村勘九郎さんのお芝居でした。
とにもかくにも天井桟敷状態でしたが(安いんだもん)、新橋演舞場の前の喫茶店には白塗りの芸者さんがお茶してたり、ロビーや客席にも半玉さんが観劇に来ていたりと、何せ華やかで観劇+αの楽しみがある劇場でした。