私は観たことがないのですが、仲代達矢主演・小林正樹監督(「人間の條件」の監督です!!)の「切腹」(1962)という映画が当時カンヌ映画祭のパルムドール最有力候補だったらしく、もう誰もが口を揃えてそう讃えるものだから監督も仲代も受賞スピーチまで考えていたそうです。…が結果はヴィスコンティ監督の「山猫」が受賞。受賞式の夜、落ち込みながらレストランで飲んでいた二人の横になんとヴィスコンティとアラン・ドロンが座ったそうです!!で、当時まだ戦争の名残も若干あり、悔しまぎれに「イタリアなんて三国軍事同盟を真っ先に抜けたくせに!」みたいなことを言ったりした、という話を冗談ぽくされた仲代氏でしたが……若かりし仲代とアラン・ドロンが居合わせた空間って何ソレ!!!私がその場に居たらど、どっちを見ていいかわからなくてパニックになっちゃうよ!すごいですね…カンヌって。リ、リアルイケメン☆パラダイスやーー。
今年だったら、あるカンヌのレストランに福山君とトビー・マグアイアが隣同士に座る、みたいな感じかな??(うーーーん??そんなにありがたくないなぁ)