2012年6月29日金曜日

早稲田大学

昨日は仕事で大隈講堂へ。昨年の二兎社の展示から2度目の早稲田大学。せっかくなので、学内の食堂で「大隈定食」なるものも食べてきました。学食にしては高めの500円。鯖の味噌煮と竜田揚げ。肉と魚、イェイ!!


東大の安田講堂もステキでしたが、大隈講堂に比べるとあちらはどうしても、「国家権力」という雰囲気が漂うかな。大隈講堂はシンプルだけどお金のかかった素敵な講堂でした。


ふと、2階席へ登る途中、志に燃えるニキビ面の紺絣のバンカラ学生が私に一瞬降臨した気がしました。…が、昭和2年の竣工なので、もう大学に袴って時代じゃないか。


講堂の側面はこんな回廊も。ハーバードのチャペルみたい!と思いました。


グッズショップ。言わずもがな、「ハーバードみたい」。早稲田カラーの臙脂色はハーバードを真似たと聞いたことがあったような…?


学校の外の角帽屋さん。叔父も入学時に買ったというけど、入学式と卒業式にしかかぶらなかったでしょう。


で、仕事後、ダッシュで演劇博物館の「植田いつ子舞台衣装展」へ。写真は板東玉三郎がデズデモーナを演じた時のもの。当時の玉三郎の着用時の写真がありましたが…この世の物とは思えないほどの完璧な美しさでした!!他にも「サド公爵夫人」の素晴らしく上品な色の衣装など。当たり前だけど、宝塚とはお品が違うわ~。さすが美智子様のデザイナー。


あと、會津八一記念館博物館にも、滑り込みました。早稲田出身の美術評論家がコレクションした絵が寄贈されたか何かの展示。


こんな所へ来てまで、時間の無さが恨めしく…それでも、早稲田大学は村上春樹の出身校なので、やっぱりそこにいるだけで嬉しかったです。
それにしても、仕事柄、東京大学、慶應義塾大学、早稲田大学と、どうしてこうも自分の学力からははるか無縁の大学ばかり行っているのかと、苦笑してしまいますわ。(アメリカではハーバードやMITなどを観光したし…)