また映画の話なのですが。
先日、iPhoneに入れてるマリリン・モンローのアルバムを台所をしながら流していたら、マリリンのあま~~い声で「♪I wanna be loved by you, just you,Nobody else but you♪」と聴こえてきてビックリ!!これは宝塚版「オーシャンズ11」のワンシーンで使われていた曲でした。ひゃーーイケコ、マリリンの映画から借りてきた曲使ったんかーーてかイケコ好きそーー!!というわけで、さっそく調べたらビリー・ワイルダー監督の「お熱いのがお好き('59年)」のナンバーでした。
ビリー・ワイルダーの映画は、どうも洗練されてない印象があって好きではないのですが(今回もちょっとそうなんだけど)このドタバタ喜劇は、名優達の顔芸などが面白かったです。そして…やはり特筆すべきは…なんと言っても…マリリン・モンローの可愛さ。この可愛さを引き出しただけでワイルダー監督は天才なのかな??またまたおバカっぽい役どころでしたが、この可愛さですべて帳消し、いやお釣りが来るわい(;_;)
ストーリーは、禁酒法時代のシカゴでギャングの殺人を目撃してしまったサックスとベース奏者の二人組が、逃げるために女性だけの楽団へ女装して潜り込み、そこのウクレレ兼歌手のマリリン(役名はシュガー!!) に恋をしてハッピーエンド、というコメディ。数曲マリリンの歌うシーンがあり、もうどれもこれも「可愛い」なんて言葉を軽く超えてます。まずは移動中の電車の中での練習シーン「Running Wild」。宝塚で使われた「I wanna be loved by you」。そして失恋したシュガーの歌う「I'm through with Love」。
黒柳徹子さんが八千草薫に言った名言をお借りすれば「まー皆さんご覧になって?可愛いったらありゃしない」です。ついでにトニー・カーティスとジャック・レモンの女装姿と顔芸にもご注目を!