2009年10月19日月曜日
さよなら加藤くん
最近、悲しい訃報が多いです。
土曜日、元「ザ・フォーク・クルセダーズ(略してフォークル)」のメンバーだった、加藤和彦氏(写真中:ズボンがヒョウ柄!?)が亡くなったというニュースを聞いて(ケータイニュースありがとう!)、驚きました。後から自殺だということがわかってきて…。
スマートで音楽センスが抜群によくて、ユーモアと強さがものすごいバランスだった。いつも音楽に対して楽しそうで、自分をしっかり持っているイメージだったので、繊細な部分はあったのでしょうが、鬱病で自殺というのが、全然ピンと来なかった。
彼が作曲したわけではないけど、「イムジン川」はいつまでも私達が忘れてはいけない歌。有名ではないけど、寺山修司の作詞した「戦争は知らない」は、私に反戦フォークというものの力を衝撃をもって教えてくれた曲。代表曲「あの素晴らしい愛をもう一度」は聴いてるだけで、目の前にものすごく広い世界が広がるようなスケールの大きい曲。 この度知った「青年は荒野をめざす」は西部劇っぽくてかっこいい曲。
以前ここに書いたマリーの「PP&M」が私の父が一番好きな外国のグループなら、彼が日本で一番好きだったグループはこの「フォークル」だったそう。お父さんもビックリしただろうけど、私もビックリしてショックで悲しいよ。
(父は知り合いでもないのに加藤和彦のことを「加藤くん」と呼んでたのが印象的で、今日はこのタイトルにしました。)