2014年12月23日火曜日

買っちブ~⑫ ゆたんぽ



最近本格的に寒くなってきました。夜はお風呂から出たら体が冷めないうちにパパッと寝ちゃうようにしてるのですが、ベッドで日記を書いたりしているとどうしても部分的に冷めてしまい…やはりゆたんぽを買ってしまいました!数ヶ月前から悩みまくった可愛い可愛いテディやパディントンを諦め、ほぼ日のゆたんぽカバーです(写真の大きい方)。これは去年買ったほぼ日ハラマキとお揃いなんですよ~♪
いやはや、実にじんわり暖かいものですな。部屋でも膝かけの間にこれを入れていれば暖房要らないくらいだし、お布団の中で低温やけどにさえ気をつければポカポカで快適だし、朝になっても中の温いお湯は手ぬぐいスチームする時に使えるし。エアコン→電気ストーブ→ゆたんぽ、と暖かさがどんどんじんわり系に傾いています。しかも省エネ!!

2014年12月19日金曜日

博多




有田をバタバタと後にし、帰りの飛行機が福岡空港発だったので博多へ向かいました。博多駅から空港の駅までは地下鉄で6分。とても便利です。
さて、博多での時間を多めに取りましたが…正直市内を歩いていると東京とかとあまり変わらずたいして面白い街でもありませんでした。これならもう一度武雄の素敵な温泉につかっていたかったというのが本当のところ。
ただ!!博多へ来たら宝塚ファンだったら一度詣でなきゃいけない場所があったのです。ババーン!博多座です!!この博多座では歌舞伎も東宝ミュージカルもやるけれど、年に一度宝塚歌劇の公演もあるんですよ~。ちょうど今年が博多座15周年だったらしく、これまで上演された演目がズラリと展示されてました。1999年の星組公演「我が愛は山の彼方へ」から15作。「あぁ、この作品も博多に行ってたのか~」とか「博多用にポスター作り変えたんだ~」とか、ひとつひとつ楽しく見せていただきました。
そして博多にも宝塚専門グッズ店「キャトル・レーヴ」があるのですが、そちらは少し離れていて時間の関係で断念。売ってる物は同じなんだけど、ちょっとした巡礼気分で行きたかったので残念でした。
博多駅のデパ地下で「通りもん」や自分用に明太子と明太子ドレッシングだけを大急ぎで買い九州出張は終わったのでした。

2014年12月16日火曜日

有田焼きの町





仕事が終わった後、武雄温泉から電車で15分ほどで有田焼きで有名な町「有田」へ行かれるとわかったので、佐世保行きの電車に飛び乗り「上有田」という駅で降りました。
着けば無人駅で切符は箱へ入れ、「切符は駅前の〇〇酒店でお求めください」とのこと。ス、スゴイ!寅さん的風景を求めて来たけど、想像以上…!!しかも想像以上だったのは、有田での人のいなさ。だって有田といえば有田焼きで私でも知ってるくらい有名な土地じゃない!でも人が本当にいないんですよ!歩いてないし、車も少ない。陶器のお店はたくさんあるけど、モチロンお客さんなんていない。各地方のお店に卸すのがメインなのかな…人ごとながらその商売が心配になります。
写真は上から無人の上有田駅、それから有田焼きの原料となる陶石の採掘所(現在は行われていない)、上有田の町並み…は古くて素敵なんだけど、しつこいようだが人が見当たらない。。。
隣の「有田」駅まで行けば少しは…と思ったけれど、こちらも人がいないことには変わらなかった。けれど適当に入ったお店で、以前買った飯茶腕とおそろいの湯飲み茶碗を見つけたので購入することができました。(しかもなぜか割り引いてくれた…)私の使ってるお茶碗も有田で焼かれたものだったってことでしょうか。
人が少ないんだけれど、それ故かしっとりしていて、ここも何やらすごく好きな町となりました。もう一度ゆっくり訪れたい土地です。


2014年12月10日水曜日

佐賀県武雄温泉





なんてことはないのですが、先週佐賀県武雄市に1泊2日で出張に行ってきました。視察先の最寄り駅名はズバリ「武雄温泉」駅。温泉!ということでテンション上がりましたよ~。小さな温泉街にはひとつ、地元の人が使うまるで竜宮城のような公共温泉が。温泉の無いつまらないビジネスホテルに泊まったため、夜はここへ行きました。いくつかお風呂が選べる中から、400円で入れる「元湯」をチョイス。レトロな木で組んだ高い天井は窓とかが無くてほぼ吹きさらし。洗い場は外と同じ温度なので、体を洗っている間にどんどん寒くなり湯船へ。お湯は42~46度と熱いのでのぼせそうになり洗い場へ。→寒くなる→湯船へ→のぼせる→洗い場へ→寒くなる→湯船へ→のぼせるの繰り返し。でも地元の人たちの九州の方言での会話を聞くとはなしに聞いていると、のんびりした気分に。
温泉街なのに観光客もいなくて(平日だから?)心配になってしまいますが、静かでしっとりしているいい町でした。
あ、ちなみにこの国の重文に指定されている竜宮城みたいな門と建物は東京駅や日銀や奈良ホテル♡を設計した辰野金吾なんですって〜。なんでも彼は佐賀県唐津市出身らしいですよ!!

2014年12月3日水曜日

Maui Miracle Oils



先日たまたまソニプラ(って今は言わないんですよね。「プラザ」)で見かけてモロッカンオイルと勘違いして(だって色も似てるし、「M」って書いてあるし!)試したこの「マウイミラクルオイル」、髪につけてみたら、なくなりかけてたパーマがキレイにツヤツヤクルクルと蘇ったので買ってしまいました。店頭でも「LAセレブにも好評(これって、そんなに売り文句になるのかなぁ…)、日本初上陸、プラザ先行販売!!」みたいなことが書いてありました。ネットで調べても確かに英語のサイトしか出てこない…。
そこで慣れない英語で成分を見ると「タマヌ油」というのが主成分?らしく、そのタマヌオイルは太平洋の島々では「神の木」と言われるタマヌの木の実から取れ、皮膚治療、抗菌剤、皮膚軟化剤、鎮痛剤等の役目を果たすそう。なんだかよくわからないながらも、調べればいいことしか書いてない、というか本当に「神の木」の名に恥じない万能オイルらしい。
まだ髪にしか使っていないけどスキンケアに効果がありそうです。継続的に使っていけそうなオイルに出会いました。

2014年11月25日火曜日

Kissani嬢 2014-15AW個展『Perinteisiä』展




今週末に終わってしまい、もう宣伝にもならないのですが、先日毎年恒例kissaniさんの個展へ行ってきました。今回のタイトルは「Perinteisiä」と言って、意味は「伝統的な」という意味だそうです。というわけで伝統的なチェック柄のストールがたくさん!!しとしと冷たい雨が降っていても秋らしく、冬らしいこんな素敵な色のストールもしくはマフラーがあればそんな雨まで、しっとりと楽しめそうです。
うまく写真を撮れなかったのですが、今回はkissani蝶ネクタイやヘアピンもお目見え。私はフワフワモヘアのリボンゴムをもとめました。ピンクとモスグリーン(というのかな?)が美しく、これさえしていれば優しい女子を演出して殿方に親切にしていただけそうです!!まだ髪が短いので、しばらくはブローチとして使おうかなと思ってます。
「毎年恒例」と当たり前のように書きましたが、毎年こんなにたくさんの美しいストールを丁寧に織り、それが人にもとめられる、ということのすごさを改めて感じた秋の終わりです。

2014年11月18日火曜日

NIVEA Creme



え~毎度バカバカしい話を一席、ならぬどうでもいい話を一席。(同じ)
少し前に缶の可愛さに負けてスチームクリームを買ったという話をしましたが、やはりあのハンドクリームは私にはライト過ぎました。ただ本当にラベンダーやローズオイル配合で香りはいいんですよね。
さて、私は長いことニベアクリーム愛好者です。色々なハンドクリームを使いましたがやはりここへ戻ってきてしまう。やっぱりハンドクリームはこれくらいベタベタしてないと!そして何しろこのブルーの缶のデザインが好きなんです。一日に何度も使うけれどその度に「ホ…♡」としてしまうシンプルなブルー。(クリスマスバージョンも楽しい)そのニベアに、私はスチームクリームからヒントを得て手持ちのラベンダーのアロマオイルを混ぜてみました。そしたら!!人工的だったニベアの香りからいきなりハーブの香りのオシャレハンドクリームに変身~!!蓋をしてるせいかオイル&オイルのせいかよくわかりませんが、しばらく経ったけれど香りはまったく飛びません。ローズオイルなんかもいけるかも!
ニベア&アロマ、よろしかったら是非お試し下さい♡(最初心配だったら小分けにして試してみるのもいいかも…)

2014年11月13日木曜日

おやき



さて、先日は10月末に銀座5丁目にできた新しい長野県のアンテナショップで開催された「おやき作り体験」に仕事を半日休んで参加してきました!!(←本気)
14時からの回はおやきの先生による皮作りの実演。そして参加者(私達)があらかじめ出来上がってた具をその皮で包んで、その場で蒸していただき試食をするというもので大盛況でした。ここでは野沢菜、おから、かぼちゃの3種のおやきを試食。


18時からの回にも申し込みました。こちらは美しい野菜ソムリエKAORU先生によるおやきの勉強会。おやきの良さ、新しい具について、パッケージについて、「おやきキット」なるものが販売されるにはどれくらいの値段だったら買うか。この回では、東京では食べることの難しい「灰やき」のおやきを初めて食べることができました。それから「焼き」おやきや「蒸し」おやきと食べ比べ。具は野沢菜、おから+野沢菜(これがとても美味しかった)、きのこ、かぼちゃ、切り干し大根、小豆、おから、茄子の8種類。こんなに一度にたくさんの種類が食べられるなんて…と恍惚としてしまいましがた、やはりなんと言ってもおやきは具うんぬんよりも蒸したてが一番美味しいと思いました。
また、長野県出身のKAORU先生は、寒い長野の土地で食べるあったかいおやきは格別です、と。なるほりょ~!


この「おやきちゃん」(勝手に命名)は、「おやき、銀座に進出」のこの日のために作られたそうです。あざと過ぎず押しつけがましくない上、なによりわかって見ればどこから見てもおやきなので私は一目で好感を持ちました。


これでもかと言うほどおやきをお腹いっぱい食べさせていただいき、おやきについてあれこれ先生に語った上、お土産に大町のサンふじまでいただいて帰りました。切ってみると蜜がたっぷり~~!!あまりの美味しさに3/4ペロリと食べてしまった。おやきでお腹いっぱいになったと思ったけれど、具が野菜だからわりとすぐお腹がすくんですよね。
おやきが手軽に自分で作れる、もしくはおやきが東京で手軽に買うことができる、どちらも長野に移住するつもりのない私にとっては、切に願う内容なのでこの日のイベントは参加させてもらえて本当に嬉しかったです。(たいした意見は出せなかったけど・・・)

KAORU先生のブログに祖母が作ったエプロンをしている私が写ってました~!光栄…探してね。(可愛いエプロンをしてれば、絶対なにかに載せてもらえると思ったのよ!あがり症のくせに目立ちたがり!?)

2014年11月10日月曜日

伯爵令嬢





先月の話になってしまいますが、日生劇場で雪組公演を観てきました。新雪組トップスターコンビ、早霧せいな咲妃みゆお披露目公演です!!し・か・も!!原作はなんと私が中学生の頃から慣れ親しんでいる細川知栄子先生の「伯爵令嬢」~~パチパチパチ…!も、この漫画の表紙でどんなテイストのものか充分におわかりいただけるでしょう。それが舞台化…!ともすると漫画の方がずーーーっと劇画調でドラマチックなのですが、それでもキラキラしたコンビに心臓ハクハク。写真にはないけれどリシャールのベレー帽姿にバッキュンバッキュン。ニーニ(写真のカゴに入ってるネコ)に爆笑をこらえきれない…などなどもうもう盛りだくさんな舞台でした。
演出は舞台構成がド下手くそな生田先生だったので、色々ともったいなかったのですが、それさえ気にならないくらいの破壊力を持ったある意味新しい舞台でした!!それもすべて、このぶっ飛んだ原作の力(だってこの表紙、ニーニがカンカン帽?かぶってウィンクしてる…!!)でしょう…そして。ただ一人、原作の世界に喰われなかったのがヒロインのコリンヌを演じた咲妃みゆ嬢の力も大きかった!!舞台の上で自由に生きていて、次なるリアル・マヤの出現の予感です。



2014年11月5日水曜日

カラヤン



ピアノも小学4年生でやめてしまい、クラシック音楽を聴く機会なんて1年に1度、お正月のウィーンニューイヤーコンサートのみという音楽文化ローワーミドル以下の私ですが、ここしばらくドハマリした曲があります。ビゼー作曲「アルルの女」第2組曲4番「ファランドール」。中でも1958年カラヤン指揮のフィルハーモニア管弦楽団の録音がYoutubeで数ある「ファランドール」の中で一番ピッタリ来ました。ドラマティックだけど叙情的になりすぎない正確さが素敵でした。まぁ、その曲や演奏の素晴らしさは私が語るまでもない話なので、置いといて。
この指揮者カラヤンについて。間違いなく20世紀を代表する指揮者でしょうが、ちょろっとwikiで調べただけでも色々な同業者と(多分)一線を画す指揮者でした。
まず!!モーツァルトの生誕地や映画「サウンド・オブ・ミュージック」の舞台として知られるオーストリア、ザルツブルグの貴族のご出身でらっしゃるそうです。んでもって、親の買い上げたオーケストラでデビューですって!!(貴族ってそんなものまで買えるの!?)で、自家用ジェットを持っていて、自ら操縦して別荘に行ってたらしく、ちなみに愛車はポルシェ、ロールスロイス、ベンツ、フェラーリ、ジャガー等々なうえ結構なスピード狂だったとか。スピード狂は車だけでなく、スキーの直滑降の名手でスイスの山でブイブイいわせてたらしい!!
も~どんなエピソードも、私みたいな凡人からは「マジすか!?」って聞き返したくなる(もしくは突っ込みたくなる)ものばかり!
彼の生まれた環境が彼の音楽に影響したことは間違いないんだろうけど、それでもこれらの面白エピソードが無くても十二分に彼の演奏は素晴らしいのでした…。(当たり前過ぎるほど当たり前の感想でスミマセン)

2014年11月4日火曜日

スチームクリーム



みなさま、スチームクリームってご存じですか?今いろいろなお店に置いてある、可愛い缶に入ったいい香りのする全身用クリームで、お値段全て1500円。缶の可愛さからちょっとしたプレゼントなぞにいいですよね。私もずいぶん前に友達からいただいて知りました。こちらハンドクリームとしては私にはちょっとサラッとし過ぎていて普段は使っていないのですが…先日この缶の可愛さに負けて勝っちブーー(TAT)
どうも私はこのディズニーの「夜+キラキラ(魔法の粉?)」に弱くって…。あのシンデレラの変身シーンとかね…。量を考えると決して安くない物なので、「スチームクリーム、まったく商売がうまいな…(チッ)」と思うのですが、寝る前に使用すると、そのハーブのいい香りと静かにキラキラした可愛い缶にすっかり癒やされています。

2014年10月27日月曜日

テディとパディントン




可愛らしいこのぬいぐるみ達、なんだかおわかりになりますか?これ、ゆたんぽのカバーなんですよ!ドイツの老舗メーカーfashy社から12月下旬に発売さるそうです。
先日友達が、寒い真冬でもゆたんぽを夜お布団に入れておくと熟睡できて全然違う!と話してくれて「それじゃあ今年から始めてみようかな」と思い、色々調べていた矢先こちらのキャラクターゆたんぽにたどり着きました。
他にスノーマン、ハローキティがあったのですが、最初は「そりゃ断然Mr.ビーンに出てくるテディがいいっしょ」と思っていたけれど、パディントンも帽子を被っててダッフルコートを着てて可愛い…!!パディントンは小学生の時にオシャレな憧れのキャラクターでした。ロンドンへ行った時も「ああ、ここがパディントンが置かれていたパディントン駅なのか…」と感動したり。
ただ。双方ともに可愛いのだけどゆたんぽとしてはどーなの?!特にパディントン。このダッフルコートのボタンとか…お布団の中でゴツゴツしそうだし、こんな厚着しててゆたんぽの温かさが伝わるのか?!しかも普段結構荒っぽい扱いをされてるテディならともかく、こんな可愛いパディントンに足を乗っけたりできない!
…というわけで、ゆたんぽのカバーはノーマルな物がいいのか、可愛さを取るか…12月下旬まで少し悩んでみようと思います。。。

2014年10月17日金曜日

ホテル大野屋「ローマ風呂」



ハイッ!お待たせしました~!!いや、誰も待ってないね!わかってます!わかってるけど書かせて、語らせてチョーダイ!!熱海で泊まったホテル大野屋の「ローマ風呂」についてです!!
映画「おもひでぽろぽろ」を観てからずっと入ってみたかったローマ風呂。学生時分、日帰り温泉で行ったことがあったのですが、その時はちょうど男女入れ替えでローマ風呂が使えない時間だったのです…。それから10数年!念願叶って入れたローマ風呂はまた格別で…と・に・か・く!こんな素晴らしいお風呂に入ったのは初めてでした。その広さ、ローマ様式、ローマ彫刻、ちょっとしょっぱくてトロンとした泉質のたっぷりのお湯。いつまでも入っていたくて浸かっていたら、タエ子ちゃんじゃないけど本当にのぼせそうになった。あの素晴らしかった道後温泉本館も目じゃない!!
洗い場(?)はこんな感じ。数が多い!


あっちを向いて入っても、こっちを向いて入っても、ローマ風呂は素敵!見てくださいよ、この豊富なお湯!それもそのはず、大野屋は4本の源泉を持っていて、毎分270リットルお湯が出るそうですよ!!もうなみなみと溢れかえってるのです!!古代ローマの人たちはこんなに素晴らしいお風呂に入っていたのかと嫉妬をおぼえるほど。(絶対こんなんじゃなかったって)


彫刻は3体♡ お湯に浸かりながら、ナポレオンが造ったパリのマドレーヌ寺院やワシントンDCにある合衆国最高裁判所もローマ様式だな~と思い出してました。やはり皆ローマが好きで憧れなのね~。そーいや世田谷の住宅街にも変なパルテノン神殿みたいな家がたまにあるもんな~。
そしてこれがローマ風呂への入り口。エジプトっぽいのかな?何だろ、この動物。


脱衣所にはこのホテルとお風呂を一躍有名にした「おもひでぽろぽろ」の場面紹介も。そしてローマ風呂の説明も。
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1991年スタジオジブリ製作「おもひでぽろぽろ」に昭和41年頃の大野屋が回想シーンの1つとして登場しました。当時のローマ風呂は日本でも非常に類を見ない大きさで、その名を馳せました。子供時代の主人公がその大きさに驚くシーンが印象的です。旧ローマ風呂は昭和12年に完成しました。当時、熱海に来られる汽車1車両分のお客様全てが同時入浴可能にというコンセプトで設計されました。現在も300名入浴可能なお風呂として、そのコンセプトを引き継いでいます。21世紀時代のお子様方に、新ローマ風呂が将来良い思いでになればと思います。(※太線は私)
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汽車1車両分…(が、どれくらいなのか、いまひとつわらかないけど)


アニメにも出てくる前代?のローマ風呂に飾られていた彫刻が脱衣所に置いてありました。


今のローマ風呂のシンボルはこれ。アウグストゥス。ローマに平和をもたらせた人らしいです。ちなみにこの壁からもわかるように、ひたすらだだっ広いこの脱衣所の壁はなんとなくエジプト・テイストなのだ…。わけワカメ。


大野屋には他に家族風呂(予約不要)がいくつかあります。まず「あじさい」、


「オレンジ」、


「人魚」、


「夢」、


「小鳥」、


と、たんにタイルで絵になっているあんまりキレイでもすごくもないお風呂がありますが、これはこれで和むし、言うまでもないけれどやはりお湯がいいのでなかなか気持ちがいいのです。あと海の見える露天風呂もありました。

宿は古いだけでなく、その大きさ故にさびれてる感が半端なかったけれど、ローマ風呂ですべて帳消しです。数年前に倒産したのかな?現在は伊東園グループの経営となっていますが、なにはともあれあのローマ風呂が無くならなくて本当によかったと、温泉好きのすべての日本人のために私は喜ぶのでした。

2014年10月8日水曜日

速報☆星組優勝





いやもう、一夜明けて速報でも何でもないのですが…宝塚歌劇団10年に1度の大イベント、宝塚大運動会が昨日開催され、2日前に東京公演千秋楽を終えたばかりでまだまだ疲れも残っているであろう星組が見事優勝しました!!
この100周年というアニバーサリーな年に、努力の神様みたいなチエの率いる星組が優勝して。。この長い5年にわたるトップ期間中には心折れそうな辛いこともたくさんあっただろうけど、宝塚生活最後の方にこんな素晴らしいことが待っていたなんて!!チエの気持ちを思うと泣け、退団前のチエに優勝トロフィーを持たせてあげられた星組生の団結力と努力と喜びを思うと泣け、歴代の星組トップさん達はじめも元星組生達も喜んでるだろうな、と思うと泣けて…もう涙腺が弱くなってます…(メンタルも?)ついこの間まで、「パッショネイト宝塚!」であれだけ感動を私達にくれたのに、まだ惜しみなく星組は感動をくれるのか…。もう私の両の手から溢れちゃうよ!!
とにかく本当によかった!おめでとう!!の一言に尽きます。

ちなみに運動会の競技は以下の通り。
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開会式
 組別入場行進
 選手入場
 開会宣言(理事長 小林宏一)
 聖火点灯
 選手宣誓(各組トップスター)
第1部
 75m走
 大玉ころがし
 宝塚歌劇記念ダービーくん
 ダンシング玉入れ
 大縄跳び
ハーフタイム
 中間発表
 ハーフタイムセレモニー(各組による応援合戦)
第2部
 椅子取りゲーム
 新障害物競走 ドン・ガン・ジャン・ヒーローズ
 100名大綱引き
 組対抗リレー
閉会式
 成績発表・表彰式
 閉会宣言(専科・轟悠)
 全員合唱 「すみれの花咲く頃」
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早く映像になったものを観たいです♡その前にチエの武道館コンサートだ~~!!
 

2014年10月7日火曜日

マッサンからチェックのシャツについて



現在放送中の朝のNHK連続テレビ小説は「マッサン」。スコットランド人の女性と日本人男性の国際結婚の話…ということで、マッサン記念にLLBeanでタータンチェックのシャツを買いました。それがこれ↓


たまたま日比谷シャンテをプラプラしてたらキャンペーンで安くなってたので。。。嬉しいな、早く着たいな、と思っていたら…宝塚が出るというので久々に観ていた「SMAP✕SMAP」で木村拓哉氏♡と、たまたま録画して観ていたスタジオジブリのドキュメンタリー(の再放送)でカッコイイ宮崎吾朗氏♡のお二人がチェックのシャツを着てた!!


ふ…二人ともカッコイイ~~♡♡し・か・も!吾朗氏なんて1時間ちょっとの番組の中でなんと3種類ものチェックのシャツを着てらっしゃいましたよ!!私の新しいファッションリーダー出現か??
ただ…お二人は美形だし男性だし、めちゃくちゃ格好良く着こなしてるけど…私が着たらアメリカの田舎(何かがあったらライフルを取り出すくらいのザ☆田舎)のおばちゃん(しかも超F・A・T!!)の部屋着だよな~と思い、姉にメールをしたら、「(チェックって)エドワードさん的」と言われてしまった…。


皆様、ご存じでしょうか?アメリカドラマ「大草原の小さな家」に出てきたエドワードおじさん(写真ヒゲの人)。いい人なんだけど、困った人でね…。ただし昔の西部劇を見ててもチェックのシャツは出てこないから、これはドラマ用で、時代考証で言えばちょっと変なのかな???

ストールはすごくスコットランドだけど、シャツになると途端に面白いほどアメリカン。私はどちらも好きです♡ちなみに買ったシャツの商品名は「スコッチ・プラッド・フランネル・シャツ(Scotch Plaid Flannel Shirt)」。スコッチ・プラッドとタータンチェックって何が違うんだ~~??そんでもってフランネル(ネル)って毛織物なの?でもこのシャツは綿100%って書いてあったよ!?!?謎。

2014年10月6日月曜日

熱海旅行① 1日目



遅目の夏季休暇を取って、熱海・初島2泊3日の旅行をしてきました。熱海、とにかくさびれてる印象でしたが駅前はたくさんの人で賑わっていてちょっとホッ。(余計なお世話)


まず向かったのは、ビーチ沿いにある「寛一・お宮の像」!!むか~しも見たことあったけれど、その頃はまだ小説を読んでいなかったのだ。この熱海旅行にあたりメロドラマ?小説「金色夜叉」読みましたよ!でもつまらなくて、この有名な宮(みぃ)さんを蹴るシーンまで読んでやめちゃった。
・・・・・・・・・・・・・・・抜粋・・・・・・・・・・・・・・
「それぢやいよいよお前は嫁く気だね! これまでに僕が言つても聴いてくれんのだね。ちええ、腸の腐つた女!姦婦!!」
 その声とともに貫一は脚を挙げて宮の弱腰をはたと蹴たり。地響して横様に転びしが、なかなか声をも立てず苦痛を忍びて、彼(女)はそのまま砂の上に泣伏したり。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今は「弱腰」って弱気の姿勢、みたいな意味で使われる方が多いですかね…。そしてかけ声が「ちええ」って!!しかも「姦婦」って!!これだからあたしゃ明治の小説はキライだよ…。(まるちゃん風に)


それから熱海銀座をぷらぷら歩くと…飲食店の間にもう営業していなそうな、こういったさびれきったピンクな店があったりして、しみじみ「今、私は熱海に居るんだなぁ」と思うのでした。


そして「宝亭」の名物、カツカレーで昼食に。運ばれてきた時は「こ、こんなに食べきれないYO…」と思ったのにペロリでした。添えてあるポテトサラダがなんだか無性に美味しくって、また食べたい。カレー自体は評判ほどではなかったけれど、こんな機会でもなきゃめったにカツカレーなんて食べないから新鮮な気分で楽しかったです。お店もこれまたメッチャ昭和だし!


しかし熱海で何しよう…と海岸沿いを歩いていたら、小さな遊覧船みたんなのが入港…すっごく趣味の悪い船だけど、船が好きなのでこの「サンレモ」に飛び乗ってしまいました。船が停泊している間は船の底にある「海底展望室」からお魚が見えます。ディズニーランドの潜水艦「ファインディング・ニモ」みたいな感じね。


こんなに魚っているんだ~と思うほどたくさんのお魚達が。ただ「キレイ~」より「美味しそう~」とか思ってしまう自分が何だかなぁ…と思いましたが。30分の遊覧で1200円。気持ちよかった。


船から下りて、また熱海銀座に引き返し(いずれにしても熱海の市街地は小さくて動きやすい)、谷崎潤一郎も愛したという「モカロール」を売っているケーキ屋さん「モンブラン」へ。ちょっと懐かしい味で美味しかった♡♡奥の写真は谷崎。その左の写真は1954年にキャパが来日した際、このお店に来て撮った写真だそうです。お夜食にサバランとチョコレートケーキも買いました♡


その後向かったのは閉館間際の「起雲閣」。もともと別荘でその後旅館となり、今は熱海が所有しています。ここの別館(現存していない)で太宰治はあの超名作「人間失格」を執筆したんですよ~!!三島由紀夫も新婚旅行で旅館だったこの起雲閣に宿泊しました!!(ドヤッ)


サンルームなぞ素敵なのです♡お庭も素敵でウットリな建物です♡


その後、宿泊するホテル大野屋へ行き露天風呂でひとっ風呂浴び、仕事帰りに駆けつけてくれた友達と合流した後カレー屋「宝亭」の奥さんに教えてもらったおすすめのお店へ夜ご飯を食べに行きました。お父さんと息子さんでやってる地元の人しか来ないような小さな居酒屋兼食堂で、名物の金目鯛の煮付けとお刺身を食べました。お味噌汁もご飯もぬか漬けもお通しも美味しい上、栗を甘く煮た(甘露煮ほど甘くない)まで「食後に食べて」と出していただいて、幸せなお夕飯となりました。
さて、次回は今回の大目玉、ホテル大野屋のローマ風呂についてです!!