杮葺落五月大歌舞伎

先日、何年ぶりかで歌舞伎を観ました。お目当ては玉三郎の「京鹿子娘二人道成寺」（写真下）。今年2月にパリのシャトレ劇場で公演した玉三郎、一度古典で観ておきたいと幕見席（1幕2000円）狙いで行ったら…なかなかどうして人気公演で、1幕目の吉右衛門主演の「梶原平三誉石切」と2幕目の「道成寺」を通しチケットで買わないと立ち見になる、もしくは立ち見にも入れないかもしれないと係の人に脅され（本当のことなんだけど）結局2幕分観ることになりました。

結果、「こんな年寄りしか出てない芝居、興味ないのになぁ…ブツブツ」と最初は思っていた1幕の方が芝居で楽しかった～！舞台は鎌倉八幡宮だったし。2幕の玉三郎さんは…歌舞伎やら日舞を見慣れない私にはその素晴らしさがよくわからずに、もう一人の若くて美しい菊之助に目が行きっぱなし。

そしてついつい色々と宝塚と比較してしまうのですが…今回は第3部の2幕合わせて、座席も立ち見も4000円で時間は3時間。ちなみに宝塚も3時間だけど座席は2500円で立ち見は1500円。コストパフォーマンス？は宝塚の勝ちかな。

ただ当日券を待っている間、いろいろと係の人が親切に説明をしてくれたり、観ようか迷ってる観光客とフレンドリーに話したり、と劇場スタッフは、歌舞伎座という劇場で働いている誇りとプロフェッショナルさも含め対応が素晴らしく、そこはもう宝塚劇場とは比べものにならず松竹の勝ち！でした。

幕間には柿落とし公演ということで、数枚の緞帳のお披露目（作者と提供者等の説明もあり）もあって、天井桟敷ながらもちょっと華やかな気分になりました。

Take This Waltz

長らく観たかった映画「テイク・ディズ・ワルツ」がようやっと準新作になったので借りました～。そんなに評判だった映画でもないからあんまり面白くないだろうけど、映像が可愛らしそうだから観てみたら…本当に素晴らしく可愛かった！！制作と舞台がトロントなせいか、建物も衣装も風景もアメリカでもヨーロッパでもないテイストで…コントラスト濃いめの画像も可愛いし、ちょっと雰囲気に持って行き過ぎて監督にプロフェッショナルさが足りない感じがしないでもなかったけど、この映画はこうでなきゃ伝わらないんだろうな、と面白く観られました。感想は結婚生活をしてない私は語らないことにして、まぁとにかく主演のミシェル・ウィリアムズのお洋服やラフさが可愛い！真似したい洋服がたくさんだけど、役の年齢は28歳ですって。でもミシェル本人と私は同い歳！！ま…真似していいかな…？？（マネっこの資格は歳の問題じゃないことは百も承知だけど！）

宙組公演「モンテ・クリスト伯／Amour de 99!!」

宙組公演「モンテ・クリスト伯／Amour de 99!!」を観てきました～。なんだか久しぶりの「芝居＋ショー」の構成で楽しかった～！！好きなスターのいない宙組ですが、やっぱり２本立ては充実感！！（普通なのに…）

お芝居はデュマ父の「モンテ・クリスト伯」。この日のためにテレビで予習しておいたから話はバッチリ☆ただ文庫でガッツリ7冊あるこの小説を1時間半にまとめるから…展開が早い早い。おかげで私は飽きなかったのだけど、この日劇場に来てた中学生の修学旅行生達はちゃんと理解できたかなぁ…とそんなことばっかり心配してる観劇となってしまいました。（余計なお世話）

ショーは、すでに亡くなってしまった演出家の先生方の名シーンの再現。いちいち演出家の先生（おじちゃん）の顔がスクリーンに写って、「華麗なるショーでこれはどうなの…」とも思いますが、これまでの99年の宝塚の道のりや演出家達の愛の溢れた素晴らしい作品の数々を思うと涙が出てきます。また宝塚検定で勉強してきたことや池田文庫などへ行って古い資料にたくさん触れたことが思い出されて…どうも宝塚の歴史に涙もろい。。（なして？）
それはともかくトップスターの凰稀かなめ嬢、ずいぶんトップとしての貫禄がついてきたなぁ…（特に写真中の羽とか）と思った公演でした。下の写真の真ん中の脚線美美人と上の２枚の写真、全部同じ人なんですよ！！

買っちブ～⑩ TATAMI

先週はルミネ10%オフだったので、履きつぶす寸前の黒いエスパドリーユをもう一足購入。その後そのまま化粧水を買いに真っ直ぐ無印良品に向かえばよかったんだけど…同じフロアにビルケンシュトックがあったよ…不覚（T0T）！！

昨年父の誕生日にビルケンのサンダルをプレゼントした際、自分も試しに履いてみたらやっぱり履き心地はいいし、可愛いしで…ちょっと気になってたものだからのぞいてしまったら…まさかの買っちブ～！！（いや、結構買う予感はあった）

ビルケンの系列で「TATAMI」というブランドのサンダル。（「あさりちゃん」のお姉さんみたいですね。）シリーズ名は「カイロ」ですって。なるホロ。で、茶色と紺色の2色が売っていたので上の写真の茶色を購入したのですが…ネットで見たらピンクの展開もある～～！！！！！！！ギャビ～～ン…。パー子スピリッツな私はピンクがあったら基本ピンクを選ぶんだけどねぇ…店頭に置いてなかったから仕方がなかったとはいえ、結構納得がいかないお買い物となってしまいました…。ブツブツ。

SodaSparkle

長年使う機会もなくてため込んでいたセゾンカードのポイントで、この「SodaSparkle」と交換しました！！コーラも好きだけどただの炭酸水も好きで、最近よく「ウィルキンソン」を買っていたけれど「こんなただの炭酸水500mlに100円も、もったいないなぁ…」と思っていたところだったんです！！

事前に口コミを調べると「満足」と「炭酸が弱くて不満」が半々という感じ。でも実際に作ってみたら、家の水道水でも十分美味しかったです♡♡♡逆にウィルキンソンほどクセが無くて飲みやすい！外国の味！

1リットルもしくは1.3リットルのボトルに対して1つ50円のカートリッジ（銃弾に見える…）。お金がかからないわけじゃないけど、毎日手軽に炭酸水が飲めるのはありがたいです！！私は「満足」！！

仲代達矢とアラン・ドロン

仲代達矢氏の話の続きです。。。

私は観たことがないのですが、仲代達矢主演・小林正樹監督（「人間の條件」の監督です！！）の「切腹」（1962）という映画が当時カンヌ映画祭のパルムドール最有力候補だったらしく、もう誰もが口を揃えてそう讃えるものだから監督も仲代も受賞スピーチまで考えていたそうです。…が結果はヴィスコンティ監督の「山猫」が受賞。受賞式の夜、落ち込みながらレストランで飲んでいた二人の横になんとヴィスコンティとアラン・ドロンが座ったそうです！！で、当時まだ戦争の名残も若干あり、悔しまぎれに「イタリアなんて三国軍事同盟を真っ先に抜けたくせに！」みたいなことを言ったりした、という話を冗談ぽくされた仲代氏でしたが……若かりし仲代とアラン・ドロンが居合わせた空間って何ソレ！！！私がその場に居たらど、どっちを見ていいかわからなくてパニックになっちゃうよ！すごいですね…カンヌって。リ、リアルイケメン☆パラダイスやーー。

今年だったら、あるカンヌのレストランに福山君とトビー・マグアイアが隣同士に座る、みたいな感じかな？？（うーーーん？？そんなにありがたくないなぁ）

『世田谷区名誉区民 仲代達矢さんを迎えて』

2012年に世田谷区の名誉市民となり、2013年の今年は役者生活60周年ということで、俳優仲代達矢氏のトークショーが世田谷パブリックシアターで開かれました。
トークショーだけだったら、さすがに私も行かなかったのですが…第2部にはシャンソン歌手の弟・仲代圭吾さんのコンサートもあるということで慌ててチケットを取りました！！去年テレビで観た「徹子の部屋コンサート」で、とっても明るいキャラクターで美しい声の仲代圭吾さんとピアノ伴奏をしている圭吾さんの奥様の行代美都さんの存在を知り、すっかりファンになったものの…公式HPも見つからないし（多分無い）活動情報がまったくわからない状態でした。だから今回のことは本当に幸運！しかも一応私も今は世田谷区民だし！！
圭吾さんのシャンソンも、その歌にあわせて達矢氏が台詞を言いちょっとお芝居をする「ミスター・ボージャングルス」も、笑顔で兄弟を見守るようなピアノも、どれも素晴らしかったです。戦後の本当に貧しい時代をずいぶん性格の違う兄弟が力をあわせて生きてきた話もたくさん出てきて、お互いけなし合うけど、お互いそれぞれかなわないところがあると思ってて…そんな仲の良いい話をピアノのところで奥さんがニコニコ大笑いしてて、あたたかい時間でした。
とにもかくにも、私の母にとっての初恋の人（日生劇場柿落し公演「ハムレット」のハムレット王子）を観ることができました。全然そんなんじゃないのですが、なんだか母親の昔の恋人をこっそり探し出して見に行ったような不思議な気分もしました…。（いやいや、ただのファンだから！ただのミーハー親子だから！）

Winged Wheel

マンネリ化してると思いつつ、今年も母の日にはお菓子とレターセットをプレゼントしました。手紙を書くのが好きな母には、やはり中途半端なプレゼントよりも便箋の方が実用的なようで。

というわけで、表参道にある「Winged Wheel」というカードや便箋を売っているお店へ出かけました。写真のように便箋・封筒・カード等をそれぞれ選んで購入できるのですが、どうもこのお店は結婚式の招待状や席次表の発注がメインのようでした。来ているお客さんで便箋などを汗をかきながら必死で探しているのは私だけで、他の皆さんは結婚式の案内状関係のことを店員さんと相談していました…。皆さん、オサレな招待状を配るのでしょうね～～……。

それはともかくまず便箋を選び、それに合った色の封筒を探す…バラで売ってるもんだから、なかなかピタッと同じ色で揃ってない！！「この便箋と封筒のオレンジ、微妙に違うわね～」なんて母に言われるんじゃないかとビクビクしながら選びました。結果は喜んでもらえたみたいでホッ、です。

ディズニーランドホテル

お久しぶりで～す。とシレッとアメリカ日記を再開…。
ディズニーランドで日付が変わるまで遊べたのも、その日の宿泊はランドの隣にあるディズニーランド・ホテルだったから！！この旅行での一番の贅沢でした。カリフォルニアのディズニーランドには3つ公式ホテルがあり、ここが一番古いそうです。ルンルン。
LAのダウンタウンのボロボロホテルに泊まってたから…豪華ーー☆☆

そこかしこに、ミッキーが！まずランプ。

シャワーや洗面台ののコックも。

絨毯もミッキー。写真には撮れなかったのですが、シーツまでよくよく見るとミッキーマークに織られていました！！

ウォルトの写真もあったり♡

そんでもって、ちょっとした手違い？で、本来アナスタシアさんというお客様のための部屋に宿泊したもんだから、クッキーやお菓子（といっても駄菓子）のプレゼントが用意されていて…迷いつつご馳走になりました！！

一心地ついて、1時過ぎてたけどホテル内を散策…ランド完成までの写真が！！

そしてランドに来た有名人達が！！まずはアイゼン・ハワー。（時代や…）

ソフィア・ローレン。わざわざイタリアから？

エリザベス・テイラーとエディー・フィッシャー夫婦。

そして、ホテルのプール！

昼はこんな感じ。翌日弾丸で入りました。（意地）

このホテルは3つの棟に別れていて、私達が泊まったのは「ファンタジータワー」。ロビーもコーヒーカップみたいでファンタジーだし、部屋やロビーに飾られている絵もファンタジーランド（イッツアスモールワールドとか）仕様でした。

他に「アドベンチャータワー」があり、ここはウェスタンテイストで…こっちにも泊まりたかったな～。（ブレブレ）

牛の革～♡♡

で、「フロンディアタワー」はスペースワールド的な…あまり興味がなかったようで写真はこれしかなかった（・・；）

どこに旅行しても安ホテルな私には、このホテルはパラダイスでした～！もう少しゆっくりしたかったけど…どうしたって遊ぶの優先！！駆け足の滞在でした。