2013年12月31日火曜日

2014年宝塚予定表・・・

 
 
きたない写真ですみません。これは来年の宝塚歌劇団の年間スケジュール…に私が演目を書き込んだ物です。来年宝塚歌劇はめでたく100年を迎えます!!どんな演目が飛び出すのやら…と心ときめかせて期待してたけど、たいしていつもと変わり映えのない…。。。と思いつつも、当たり前に好きな星組の公演はやってくる!!
やはり100周年のトップバッターをきる、星組の「眠らない男・ナポレオン」はプレスギュルビック氏の曲が楽しみだし、底抜けに可愛いねねちゃんの出る「第二章」は東京に来てくれて嬉しいし、礼真琴くんバウ(小劇場)初主演の「かもめ」は観るつもりなかったけど心揺れてるし、「太陽王」とかいうフランスミュージカルも気になるし、次の星組のショーはラテン(黒塗り)らしいし!!!
ハッキリ言ってお金が足りなくなるのが目に見えています。100周年の演目、蓋を開けりゃーたいしたことないじゃん、なんて舐めてかかった私がバカだった。ちゃんと100周年貯金しておかなきゃいけなかったんだんわ・・・・(T ヘ T)
…と、こんな私ですが来年もよろしくお願いいたします。皆様よい年をお迎えください。

2013年12月26日木曜日

横浜元町リカちゃん







ふと目にとまって図書館で借りた島岡圭子著「横浜元町オザワ洋装店物語」という本を今読んでいます。黒船来航からの元町の歴史が簡単に説明され、元町商店街の在り方をオザワ洋装店を中心に綴られています。すでに私の物心ついた時期から元町なんてオシャレな町ではありませんでしたが、この本を読んでいると元町のお店ひとつひとつが丁寧に新しいことに取り組んでお店を構えてきたことがわかります。
で、この「オザワ」は高いオーダーメイドのお店のようなので服を作るのは無理だけど一応私もハマっ子のはしくれ、横浜トラディショナル「ハマトラ」の代表格ミハマの靴でも買おうかな…とHPを見てみると…ダ…ダサ…。どんなに履きやすくてもさすがに買う気になれませんでした。
さて、皆さまこの写真の「横浜元町リカちゃん」をご存じでしょうか?「ハマトラ」三種の神器、フクゾーの洋服、ミハマのカッターシューズ、キタムラのバック、それからポンパドールのバゲットにスタージュエリーのピアス、最後の写真は近沢レースの日傘をさしているそうです。自分では着る気にならないハマトラですがリカちゃんが着ると可愛いわぁ♡ 私はテニスバージョンが好きかな。しかしリカちゃん…デザイナーのママの服着なくていいのかな?

2013年12月25日水曜日

葉山としらす丼





週末は横須賀の友達の家に遊びに行き、旦那様による運転で葉山へドライブをしました。横須賀から葉山は電車だとちょっと回り道ですが、車だと三浦半島を横切って20分くらいと近場。
葉山の海岸からは足元?(麓?)から富士山が見えて(東京だと丹沢(多分)がジャマします。)もうその姿に思わず歓声&拍手が出てしまいます。訪れたのはアーセンプレイスというテラスのある海の目の前のカフェ。窓からは天気もよくてキラキラ太陽をうけた海が広がっていました。
美味しそうなお野菜たっぷりのご飯、迷った末に「しらす丼富士山盛り」(うろ覚え)にしました。玄米入り黒米に、しらすと海苔と大葉がたっぷり乗っていて、その上にお好みでごま油とお醤油をかけます。
・・・・底抜けにーーーーー美味しいでんがなーーーー!!!ご、ご、ご、ごま油最高です!!どうぞ、おうちでもお試しください。
他にも塩麹漬けの大きいあさり、カレー味の切り干し大根、一口づつのバーニャカウダ。デザートには写真にないけど、チーズケーキと手作りプリン!美味しゅうございました…!!
帰りには海沿いのひろみ鄕の家や湘南国際村、このご夫婦が結婚式を挙げたホテルや式場を巡ってもらいました。車を運転しない私には葉山は好きでもなかなか行かれない場所。ありがとうございました!!

2013年12月20日金曜日

お茶碗②





続けるほどのネタでもないのですが引き続きお茶碗について。
毎朝見ているNHK朝ドラ「ごちそうさん」。(写真がきたなくてスミマセン…私のテレビ、まだまさかのブラウン管なんです)最初はブーブー言っていたわりに、お料理の監修が飯島奈美さんなだけあってさすがにご飯は美味しそうだし、みんなの着ている着物は季節ごとに可愛いしで朝ザックリ見て夜も録画を見返すという有様…。
さてその主人公め以子ちゃん(杏)が使っているお茶碗が朱の網目模様でした。(旦那様のは青)それまであまり可愛いと思わなかった網目模様のお茶碗も、ドラマの中で湯呑みとセットで使われていると、なにやら可愛さ5割増し。
新しい飯茶碗を買ったばかりなのに、自分も湯呑み茶碗とセットで網目(赤)が欲しくなってしまいます(ボーナス出たし…)。そしたら買ったばかりのお茶碗は実家に持って行っちゃおうかな…。でもそんなにとっかえひっかえお茶椀を買っては古いのは実家に持っていくなんて、まるで新しく女を作っては飽きたら捨ててその始末は実家(もしくは自分の嫁)にまかせる大店の放蕩息子か若旦那みたいですね。(・・・と、吉屋信子効果でいまだ頭が昭和初期)

2013年12月18日水曜日

お茶碗①




長いことお揃いの飯茶碗、湯呑み、箸置きを使っていましたが、最初に湯呑みを割り、数ヶ月前に飯茶碗を割ってしまいました。
小津安二郎監督の「麦秋」で原節子が使っていたお茶碗(何だか随分小ぶりに見えますね)をずっと「いいなぁ」と思っていたので、新しいお茶碗は亀甲模様で!と探してみるとこれがまた全っっ然見つからない!!百貨店やら骨董屋やらで探してもないので、とうとう先日門前仲町の「陶器の福山」(←意外にもこのお店、ホームページがあった…)で写真のようなお茶碗をもとめました。このお茶碗を包んでくれたのは皮肉にも??亀甲模様の包装紙だったので、お店の人とも話したけれど最近あんまり亀甲の飯茶碗は見ないそうです。
つづく。

2013年12月17日火曜日

吉屋信子② 手紙



また吉屋信子です。
時代が時代なだけに、戦前なぞは家に電話がなかったりするものだから連絡手段は基本ハガキか手紙、急ぎの時だけ電報です。でもこの電報も届いた時に先方がビックリして大ごとになるのを遠慮して、そうしょっちゅうは出さないようです。
そんなわけで、手紙がよく出てくるのですが、さすがに吉屋信子が書く小説内のお手紙はお見事!色々ありましたが「安宅家の人々」という小説の中の主人公雅子が義姉へ出す手紙をご紹介させていただきます。
戦争で焼け出されたので、主人公雅子の夫譲二が一人で義兄夫婦の家に居候するお願いをしに行った際、お土産に雅子の好きなスイカを持たされたけど帰途で夫が落として割ってしまい捨ててきてしまいます。夫からは「義姉にはスイカが美味しかったとか適当にお礼を書いてくれ」と言われたけれど、嘘の嫌いな雅子はこんな風に手紙をしたためます。

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その節せっかくおことづけ戴いた西瓜を譲二の不注意で、途中取り落として割ってしまいましたそうでして、ここまで持って参れなかったと聞いて、ほんとにがっかりいたしましたが、戦争中果物が不自由だったとき戴いて私がよろこんだこと、お忘れなきお心づくし、嬉しく存じます。
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結局家のそばで割れて捨てられてるスイカを義姉は見つけてしまうので、雅子さんが正直に書いたのは大正解で読者はホッするのですが…
この、スイカが食べられなくて残念だったけど、それ以上にその心遣いが嬉しかったことなどをスッキリまとめて書けるこの手紙の手腕。こんなお手紙を書けるようになりたいものです。でも手紙って文章の上手い下手はあるけれど、やっぱり心をこめて正直な気持ちを書くのが一番なのでしょうね。
しばらく私の読書タイムに吉屋信子が続いているので、自然言葉遣いも丁寧になりそうな…なってないかな?

2013年12月13日金曜日

小津安二郎生誕110年





12日にGoogleを開いたら「東京物語」の原節子と笠智衆になってました…。12月12日は小津安二郎監督の誕生日にして命日だったのですね~。と、いうわけで!!その日は職場近くの「江東区古石場文化センター」内にある「小津安二郎展示紹介コーナー」へ行ってきました!!小津は1903年深川に生まれたので、職場最寄り駅近くのよく通る道に「生誕の碑」なんかもあっていつも心で合掌です。
さてこの展示室、「小津の使った湯呑み」だの「徳利とお猪口」だの台本だの、せいぜい使っていた帽子くらいの展示で、さすがは無料なだけあってたいしたことないのですが、今回文化センターロビーでちょっとした特別展示(主にポスター。やっぱりしょぼい)開催にあたり、写真中のような垂れ幕?が!そこにはこう書かれています。
「なんでもないことは流行に従う、
重大なことは道徳に従う、
芸術のことは自分に従う 小津安二郎」
そ…底抜けに簡潔にして力強くなんとも小津らしい!!
さて、私の小津作品の好きなランキングは以下の通りです。

第1位:麦秋
第2位:秋日和
第3位:東京物語

皆さまはどの作品がお好きですか?

2013年12月10日火曜日

吉屋信子① 少女歌劇



最近はずっと吉屋信子という戦前戦後の売れっ子作家の小説ばかりを読んでいます。もうもうとにかく底抜けに面白い!!少女小説からスタートした人で、少女雑誌、婦人雑誌、新聞小説などが主な仕事なので純文学ではないのですが、いつでも心を高く持って小説を書きつつ、あのエンターテイメント性…まぁとにかく読み始めると止まらなくて、最近はついつい寝不足です。

さて、話が面白いのと同時に「う、うまい!」と思う箇所をご紹介させていただきます。以下昭和8年「婦人倶楽部」連載の「女の友情」という小説からの抜粋です。由紀子という女学校を卒業したばかりの女の子がほぼ婚約の決まっている青年紳士慎之助と、彼女の妹悦子と3人で宝塚を観に行く場面です。
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そして折しも開幕---日本舞踊を取り入れた軽い一幕だった。
「ホウ、少女歌劇というのは、娘手踊のようなものですね」
慎之助が彼一流の意見を吐いた。ただし彼はその夜初めてそういうものを見たので、彼は外国舞踊家のサカロフ夫妻やテレジーナ嬢やアルヘンチーナ女史の来朝の時より舞踊をみない高級なる藝術観賞家らしかった。
「あらひどいわ、娘手踊なんておっしゃって!」
と、ヅカファンの悦子は慎之助を怨んで抗議した。
「おや、これは失礼しました、ハゝゝゝ」
慎之助は少し少女の悦子を軽くあしらった。
「レビューの時はステージ・ダンスをみな上手に踊りますのよ、舞踊専科の人達とても素敵ですわ、そして日本の踊だって出来るからなお偉いと思うわ」
悦子がまるで宝塚を一人で背負っているように威張るので、
「ハア、なるほど、そうですか、偉い女の子が揃っていますな」
と慎之助も悦子嬢の御機嫌を損ねぬようにした。
その一幕が終わると短い休憩なので三人は席を立たなかった。すると悦子が慎之助に御贔屓のスターの名やそのスターのニックネームまで教えて彼を感化させようとしてお喋りをはじめた。
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昭和8年といえば1933年でちょうど80年前の話になるのですが----・・・私と悦子ちゃんとやってること一緒じゃん!!ファンでもない人をつまかえて宝塚の成り立ちについてやら、スターについてやら、頼まれもしないのに空気を読まず説明して、その素晴らしさの押し売りをして…
と、まぁそういう「あーいるいる、そういう人」というキャラクターを的確に面白おかしく(実際にはそんな人につかまったら面白おかしくないのでしょうが)書ける吉屋信子、本当にスゴ腕の小説家です。

2013年12月5日木曜日

ぬか漬け



現在放送中の朝ドラ「ごちそうさん」に影響されてぬか漬けを始めました。
ドラマではこのぬか床が重要な役割を担って…るのかわからないけど、よく出てくるので俄然食べたくなってしまったのです!ぬか漬けは大好きなのに実家ではぬか床がなかったので、私にとってぬか漬けはめったに食べられない貴重品?でした。
便利な世の中になったもので、スーパーに行けば水を混ぜるだけでぬか床ができる(昆布や唐辛子や卵の殻が全部入ってる)ぬかが178円と安価で売っていて、さっそく挑戦。昔友達の家に泊まりに行った時にぬか漬けをさせていただいた記憶をもとに見よう見まねで漬けてみると…普通に美味しい!!キュウリ、茄子、にんじん、大根、蕪と色々試しました。面倒くさいかと思ったぬか床の手入れも、お世話するものがあると思うと結構楽しいです。
写真は朝ドラヒロイン・バトンタッチセレモニー。この杏の亀甲模様の着物がドラマの中で私は一番好きです。

2013年12月2日月曜日

手ぬぐい



「寄る年波には勝てぬ」という言葉がありますが・・・
特に体のどこが不調だというのでもないけど、若くないんだしちょっとづつでも体は大事にしていかなきゃいけないんだろうな、と最近ボンヤリ思うようになりました。そんな中偶然が重なって最近体にいいことをしています。
多分ひとつ目が前回の「ハラマキ」なのですが、他に今やっていることは「手ぬぐい洗顔」です。健康とは違うけど、これまで毎日ナイロンのアカスリで顔をゴシゴシ洗ってましたが、いくら気持ちよくてもさすがにいかんだろ、と思ってた矢先に「手ぬぐい洗顔」という本に偶然書店で出会いました(立ち読みだけど)。
とにかく何でもいいから固形石鹸で手ぬぐいをよく泡立て洗顔をする、また体も洗う、というだけのものです。でも泡で洗うだけより角質がよく落ちるそうですよ。肘やかかとにも効果的だとか。また、朝濡らして電子レンジで1分間チンしたホカホカの手ぬぐいを目に当てるだけでも血行がよくなるらしく、私も毎朝やっています。手ぬぐいは布端を始末してないので雑菌がたまらず乾くのも早い!夜お風呂で使った手ぬぐいも翌朝にはパリパリに乾いてます。
清潔で何度も使える手ぬぐい、箪笥に眠っているようでしたら是非引っ張り出して使ってみてください!!何せ手ぬぐいって肌触りもいいし、カワイイですよね!!