"Goodnight Lilly, Goodnight Christine": 11月 2010

2010年11月29日月曜日

バーバラ・マックイーン　トークショー①

先週末は素晴らしい花金で、以前ここにも書いた「バーバラ・マックィーン×姜尚中トークショー」を見てきました～！！（ついでにマックーンの伝記を書いたマーシャルというオジサンもいた）
今年で５７歳？のバーバラ。元モデルなだけあって、顔が激小さい上、アメリカ人には珍しくとっても細身でお洋服のセンス（黒コーデのサブリナパンツ！）もかわいかった！！もちろん美女！！やっぱりモデルという職業をされた方は、さすがに一般人とはオーラが違いますね～。それだけでなく、全然飾らない「ナチュラル」な人でした。おまけに写真も上手っつーーー…。スゴイなぁ。
写真嫌いで有名なマックイーンだったけど、バーバラと過ごした３年間は、彼女がいつもカメラ片手に出かけていたため、たくさんの写真があるようです。（それが今回の写真集なわけです。上の写真も彼女撮影のはず）
まぁ、あんな素敵でカワイイ女の子にカメラ向けられて「撮らないでくれ」なんて、普通言えないよな～。死ぬまでの３年半の間、あんなに素晴らしい女性（しかも当時２４歳くらい！？）がそばにいたことを、マックィーンのためにひそかに喜ぶ私でした…。（また…何様？）
つづく。

2010年11月26日金曜日

BIALETTI　MOKA　ELETTRIKA

ま…丸の内カード、ポイント５倍に踊らされて買ってしまった、「ビアレッティ電気式モカエキスプレス」…。いえね、ずっと家でエスプレッソが淹れられたらいいな、と思ってたんですよ。でも私の部屋の台所はＩＨなので、直火式エスプレッソメーカー（マキネッタというらしい…）が使えないし、ＩＨ用のは高価すぎる。エスプレッソマシンなぞは、さらに高価な上、場所も取るから諦めてました。

しかしこの度！なんと電気式がビアレッティ社から出ていたので即購入！！車Ｆｉａｔとのコラボで、黒・赤・白もあったのですが、無難にシルバーを選択（それが一番安かったし）。

ワーイワーイ！これでいつでもおうちで、カフェラテやカプチーノや、さらにはアフォガートが！！楽しみだな～～♪ハーゲンダッツのバニラ買わなきゃ～！！（でも楽天で１５００円近く安く売ってた…泣ける）

2010年11月25日木曜日

三島由紀夫

今日は三島由紀夫の命日にして、あの自殺からちょうど４０年です。ここ１０年ほど、私はこの日は喪に服すため、なんとなく黒い服を着てます。（たまに忘れるけど）
三島由紀夫。日本文学史上、こんなに面白い作家はいないと私は思いますね！！並外れた頭のよさと、この上ない残念さを兼ね備えた小説家。

武家の血は流れつつも実家は華族ではなく、不細工じゃないけど美男子ではなく（足も短かったらしい）、世界的に有名だけどノーベル賞は取れなかった。リサイタルには出ちゃうわ、映画は作って出ちゃうわ、楯の会（ネーミングセンスは抜群☆）は作っちゃうわ。すべてが微妙にイタくて、でもそれを誰よりも自分が理解してるから、あれだけの世界を築き上げられたのね。

・・・・・・最近のお気に入り☆短編「スタア」（昭和３５年）より・・・・・・

「スタアってどんな気持ちでしょうねえ」

とよく後援会のジャガイモ娘たちが僕（注：美男映画スタア）に問いかける。
（ふしぎに後援会の会員には、何て醜い女の子が多いことだろう。時には不具者もいる。ためしに町へ出て、あれだけの数の醜い娘を集めようとしたら、大へんな骨折りにちがいない。）
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…何なのよこれーーー！！宝塚ファン、そして私へのあてつけ！？（被害妄想）三島よ、あなたの行き着く先は地獄以外他は無い。

2010年11月24日水曜日

Hawaii日記⑪ ヒルトンホテル

一緒に旅行をしたＨちゃんが「毎週金曜日はヒルトンホテルで花火が見られる」という情報を入手したので、夜出かけてみると…ヒルトンでやってるのは花火だけではなかった！！なかなか立派なハワイアンショーも、無料で見ることができました！！ヒルトンのプールをステージにしたこのショー、これまで観てきた、ロイヤルハワイアンセンターの無料ショー（ボランティアのおばちゃん達が踊ってる？）や、ディナークルーズでのショーより、はるっかに洗練されているプロフェッショナルなショーでした。ＭＣが何かジョークを言ってお客を笑わせ、今注目のアーティスト（？）が演奏し、コミカルな芝居仕立てのクオリティーの高いフラショーが観られる。（子どもダンサーもいた。メチャクチャうまい！！）あそこの空間だけ、間違いなくエンターテイメントの国「アメリカ」でした！！ＮＹでミュージカルは観たけど、こういうＭＣのいる「ショー」は初めての体験！！ヒルトン・フォーエバー！！

2010年11月17日水曜日

Steve McQueen 再び

普段、送られてきてもまったく読まない丸の内カードのメルマガを、めずらしく最後まで読んだら…！！！なんと丸の内オアゾで２４～２８日の間、『生誕80年・没後30年特別企画　「スティーブ・マックィーン THE LAST MILE 日本語版」出版記念』なるイベントをやるとか！！
マックィーンの最後の奥さんバーバラが、一緒に過ごした彼の晩年（と言っても５０歳より前なのだけど）の写真をまとめて出版し、そのキャンペーンみたいですね。しかし！目玉イベントが！！
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「姜尚中×バーバラ・マックィーントークショー」（自由観覧）
マックィーンの大ファンとして知られる姜尚中（東京大学大学院教授）さんと、バーバラさんによるトークショー。
　◇日時： 11月26日（金）　18:30～　（約45分）
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こ…これは行かにゃーーーなりませんね！！（星組初日だけど…）あの「東大のヨン様」と言われている（上野千鶴子だけ？）姜さんが、どうスティーブ・マックィーンについて語るのか、大いに楽しみであります！！

2010年11月11日木曜日

Hawaii日記⑩　ジャングルツアー

写真が多い…。Hawaii日記に戻ります。（まだまだ続きます）
３日目の午前は、パンケーキの後「マノア滝ハイキング･ツアー」に参加しました。これは一緒に行ったHちゃんが申し込んでくれたのですが…マ…マイナスイオン！！すっごく気持ちよかったです。水の音と、鳥の鳴き声と、森のにおい。海もいいけど山もいい！！ひたすら登って汗をかくのも気持ちよかった。そしてここはドラマ「LOSTシーズン６」のロケでも使われたんですって～。（観てないけど）
写真３枚目の滝が折り返しの、片道１時間ばかりのトレッキングだったのですが、その途中途中ガイドのカイル小野さんがいろんな植物などについて説明をしてくれます。ジャングルの植物とトレッキングについて何でも知ってるプロフェッショナルな人でした。私もウェンガーのアーミーナイフ、欲しくなっちゃった～。
そして！！登山道の手前で落ちてたアボガドやグァバを食べたのですが、新鮮でとってもおいしい！季節ではなかったので、こちらは食べられなかったのですが、ハワイではマンゴーも家の庭にゴロゴロ落ちてて、食べ放題なんですって～！初めて食べた生のグァバは甘酸っぱくて、本当においしかった忘れられない思い出の味です！！

マサオ祭り☆ミリオ祭り

現在公演中の月組「ジプシー男爵／ラプソディックムーン」につい１週間ほど前にハマってしまった～！！これね～１つの公演にポコッとハマるとお金かかって大変なのよ、ホント。（ぼやき）

でも、今までたいして好きでもなかった、月組２番手男役の龍真咲（写真上：愛称マサオ）と３番手明日海りお（写真下：愛称ミリオ）が、すっごい落ち着いてきて、自分のすべき事がわかってきてて、要は成長してきてて、つまりカッコよくなってきたんですよーーー！！（世界の中心で愛を叫べ！！）

私は基本娘役さんが好きで、男役社会の宝塚においても、男役さんって「男役１０年、大変なお仕事だな」とは尊敬はしても、カッコイイと思うことはあまりなかったのですが…。この二人！もーキラキラしてて成長著しくて素敵！！（>ｖ<）／戦前の少女歌劇のスターにあこがれる女学生のような気持ちで、劇場に通ってます！！

2010年11月10日水曜日

モニカ・ヴィッティ

脱線してばっかりでHawaii日記が再会されない…こんな調子じゃHawaii日記が今年中に終わらない気がしてきた…。別にどうでもいいでしょうが。

前回のアラン・ドロンの話で書いた映画「太陽はひとりぼっち」、観てる間はつまらなくて結構しんどかったのですが、数日するとジワジワと心に映画の雰囲気が心に広がってきました。でもそれは、アラン・ドロンの余韻ではなく、主演女優の蒼羽りくに似てるモニカ・ヴィッティ（イタリエンヌ！！）から来てるみたいで。

この女優さん、この時代の女優なのに美しくないんですよ。いつも無表情だし。しかも笑ったところで可愛くない上、声を出して笑うとハスキーボイスでむしろ怖い。そしてこの映画は、彼女が街の中を歩いてるシーンの時間がやたらと長いのですが、そういうものすべてが印象に残る、凄味、というのか、不思議な存在感がある人でした。女女してなくて、何考えてるのかわからないけど、妙に心に残る。こちらはイタリア女の底力？
恥ずかしながらねーー、こういう「凄味」みたいな雰囲気、３０代になったし、女として出せたらいなーと思ったりなんてしました…（なんちゃって、なんちゃって！いや～恥ずかしい！しかも方向性、間違ってる！？）

2010年11月4日木曜日

J'aime Alan Delon

スティーブ・マックィーンが好きだと言ってるそばから、これかい！！と、自分でも思うんですけどねー。先週、アラン・ドロン主演の「太陽はひとりぼっち（原題：L'eclisse）（'62年）」という映画を借りたのですよ。何でそれを選んだのか、自分でも思い出せないのですが、これが観てみるとつまらない。（でも女優のモニカ・ヴィッティが宝塚宙組新人の蒼羽りくに似てて、ちょっと嬉しかった）話らしい話もないから、すぐ飽きちゃって３～４回くらいに分けて約１週間かけて家で夜観てました。
が！！不思議なことにその１週間、お腹のあたりが、ちょっとホワ～ンと幸せな気分。自分でも最初はわからなかったのですが、多分主演のアラン・ドロン（写真）がカッコよかったからなんですよね！！１週間、幸せな片想いをしてたような感じだったみたい。いやーーー「美」って、それだけで人を幸せにするパワーを持ってるんだと改めて思いましたね。
映画は白黒だったので、この写真は全然映画とは関係ないのですが…好みを超えて、すごくないッスか！？フランス男の底力かな、これ！？