「ローマの休日」の話の続きなのですが、色々とこの映画についてネットで読んでいたところ、この映画でとーーっても重要な役目を果たすカメラライター、これ、日本製だったんですって!!
映画の公開の頃には廃盤になってたけど、注文が多かったから再発売をしたとかなんとか…。ちなみにこの蓋の内側からのぞいてしぼりで調整してシャッターを押して、フィルムを巻き上げるそう。小さいのにうまくできてますね。
そして映画では、このライターや王女様が目を離したすきに普通のカメラで隠し撮りをして、夜のサンタンジェロ城のダンスパーティー用に、一度大きなストロボ付きのカメラを取りに家に帰ったりもしていました。昔のカメラは何かと大変ですね。
ところでこのカメラマン(アーヴィングさん)が、最後の記者会見でこのカメラライターで王女様を撮影してニコッと笑い、王女様が「あ…」と前日ライターで撮られていたことを悟る場面、なぜか私はここで毎回(最近しょっちゅうこの映画を観てる)号泣してしまうのです。不思議な一番の泣きポイント。カメラライターとこの俳優さん、本当にいい仕事をしてますよ。。。