英国ナショナルシアターライブの「スカイライト」を観に行きました。下の写真のキッチンに座っている女の子は「華麗なるギャツビー」でデイジーを演じたキャリー・マリガンです。(可愛い♡)シアターライブのお値段はなんと3000円!レディースデイ等の割引もなくどうしても割高です。
芝居自体は…母語じゃないせいかそこまでガツンとくるインパクトもなかったけれど、やはり海外のストレートプレイを字幕付きで観られる機会は少ないのでありがたい。それに有名なデザイナーが手がけたという舞台美術も素晴らしかったのです。1枚目の写真のような舞台で、これだけで郊外の移民の多そうな貧しいエリアの集合団地だということがわかります。私は日本であまり高いお芝居は滅多に観ないけれど、アメリカやイギリスでは特にこういうお金のかかった舞台からどんどん進化していくんだなぁ…と実感せずにはいられません。
ここのところ「私個人が芝居にもとめるもの」って一体何なんだろう?と考えてたのですが、やっぱり何か一つ「これは新しい」、もしくは「ハッとする」と思えるもの、それは演出でも美術でも考え方でもなのですが、それが欲しいんだとわかりました。そしてその答えを出してくれた今回のお芝居、「スカイライト」でした。(自分で観劇のハードルを上げてる気もするけど…)