週末は村上春樹氏新作「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」を実家で読んでいました。
内容や感想は書きませんが、少し話してしまうと、本の中でエルヴィス・プレスリーの「ラスヴェガス万歳!(Viva Las Vegas!)」という曲がちょこっと出てきました。ハワイに行く前に「ブルー・ハワイ」を観て以来プレスリーと和解を果たした(というよりすっかりファンになった)私は、「プレスリー?ムフーン!」と本を中断してYouTubeで聴いてみると…めちゃくちゃいい曲!明るくてノリノリです。ただただ楽しい!!…と私の感想はこの程度なのですが、小説にはこんな台詞がありました。
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「もちろん『ラスヴェガス万歳!』はエルヴィスの伝説の名曲ってわけじゃない。もっと有名な彼のヒットソングはいくつもある。でもこの曲には、何かしら意外性というか、人の心を不思議に打ち解けさせるものがあるんだよ。人を思わず微笑ませるとかね。どうしてかはわからんけど、とにかくそうなんだ。(略)」
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さ…さすがでゴンス。
ちなみに春樹同世代の父に「『ラスヴェガス万歳!』って知ってる?」と聞いたら「♪○×△(ビバ)~ラスベガス!♪」と歌ってくれたけど…お父さん、「VIVA」も聞き取れてないで聴いてたのか…。
そんなわけで、今日はさっそく映画「ラスヴェガス万歳!」のDVDを借りようと思いまっす!!