観光最終日は、朝イチでオルセー美術館へ友達と行くことにしました。オルセーはいつも行列がある印象だから、開館1時間前に集合と決めアパルトマンから歩いて向かいましたら…
朝もやのセーヌ川が、なんともロマンチックで素敵…!南京錠で恋人達が愛を誓うことで有名なポンデザールを渡り…
左手にパリで最古の橋、ポンヌフを眺め、
橋を渡りきれば対岸にルーブルがあり、雨上がりの舗道で気分はすっかりエポニーヌ???
オルセーに着く頃には、ようやく東の空が明るくなり始め…(これでも8:30AM!!)なんて興奮しながら写真を撮り撮り歩いていたら、待ち合わせの時間に遅れ、友達を寒い中散々待たせてしまった…!!ごめんなさい~!!結局チケット売り場には誰も並んでいなくて、開館時間までセーヌ沿いを散歩をすることに。
2日前にホッパー展を観に行ったグランパレのそばにある、私がパリで一番好きな橋であり、一番好きな場所「アレクサンドルⅢ世橋」を渡って右岸へ。
この橋は1900年のパリ万博の時に、ロシアの最後の皇帝ニコライⅡ世が寄贈した物で、「アレクサンドルⅢ世」とは彼のお父さんだそう。セーヌに架かる橋の中で、この橋だけずいぶん豪華だな、と思っていたらロシア趣味だったんですね~。フランス語の先生に言わせると「Très Romantique!」とのこと。本当に!!
左岸には大きな大きなアンヴァリット(軍事博物館でナポレオンのお墓)。本当に立派な建物。でもまだ入ったことがないので、次こそは!
オランジュリー美術館、コンコルド広場、マドレーヌ寺院を眺め…今回の旅行で行かれなかった所も見ることができてちょっとした観光気分。おばあちゃんみたいだけど本当に「早起きは三文の徳」ですね。
コンコルド橋を渡って左岸に戻り、開館10分前に美術館へ戻りました。メトロとバス乗り放題チケット「パリ・ビジット」を買っていたので地下鉄ばかり使っていましたが、こうやってゆっくり歩くことでパリの美しさを満喫することができました。知ってるつもりだったけど、本当になんて美しい街なんでしょう。