ンフーーーッ!ムフンムフン。クリストファー・プラマーのオスカーに浮かれて「人生はビギナーズ」を観てきましたよ!!
映画自体は素晴らしくオシャレなのに、監督・脚本のマイク・ミルズの技術の未熟さが目立ったけど…でもガッツリ、ハートに届く映画でした!!そして、この冬の寒さでキュウっとなってしまった体と心をゆっくりときほぐされるような暖かさがありました。
クリストファー・プラマーの役どころは、ガン末期の元美術史家(ゆえにオシャレ♡)。わずかな余命を楽しみたいと、ゲイであることを息子にカミングアウトし、積極的に人生を楽しみます。ユアン・マグレガーの父親役で…この世界で№1の美男父子ですね!(二人とも随分お老けになったけど…) レインボーカラーのスカーフを巻いてゲイのコミュニティーに参加したり、ゲイクラブへ行ったり、犬と会話したりと、ちょっと哀愁をのぞかせつつ楽しそうにしてました。
もうこれくらいおじいちゃん(82歳)になると、演技が上手いんだかなんだか、正直よくわからないところがあるのですが、「なんだか俳優業がますます楽しそう!!」ということは伝わってきました。死んでしまう役どころにもかかわらず、今回もすっごく元気そうだった!演技としていいのか悪いのかはともかく、全然末期がん患者には見えないくらい元気そうで、役柄・本人共に、キラキラした人生を見せてもらった気分です!!