さっそく観てきましたよ~!ジブリ最新作「
コクリコ坂から」。ゲドですっかり評価ガタ落ちの宮崎吾朗監督の作品だし、新聞で随分たたかれてこともあって、あまり期待してなかったのですが…じわじわと…好きみたい!!最初観た時は「父親と同じものを作ってたら真似になるけど、ジブリの映画である以上、そこから外れてもいけないし…」とか「料理を作る風景や時代背景にあざとさを感じちゃうなぁ」とか「表情がよくない」とか批評家みたいに上から観てたのですが、二回目(なんと入れ替え制じゃなかったので二回観た)は、なんだか妙にリラックスして大いに楽しみました。気がつけばプログラムまで買ってた…(プログラムの内容は薄かったけど)。アラは目立つけど、作品が、逃げずに全力で真っ直ぐぶつかってくる感じが気持ちよかったのかな。
それと、舞台が横浜というのも嬉しかった!!1963年の横浜(というより一部葉山に見えた)はまったく今の面影がないけど、氷川丸が背景に映ったり、「ここは元町かな?」なんて考えたりしながら観るのも楽しかった。
一夜明けて、どうやら「ポニョ」や「アリエッティ」よりも好きだなーー…という結論が。チャンスがあれば、人って名誉挽回できるんですね…。でも最後まで許せなかったのは、主人公メルちゃんの髪型。なんなの?あの高い三つ編みは…。