2010年下半期の宝塚歌劇上演スケジュールのラインナップがパラパラとアップされております。ビックリだったのが、宙組の「誰がために鐘は鳴る」でしょうか。 宙組、「カサブランカ」に続いて、ショーなし一本物?しかもすみ花、またバーグマンの役をやるの?ネバセイ、バレンシアと続いて宙組スペイン物多いなぁ!!
ヘミングウェイ原作の「誰がために鐘は鳴る」、私は映画は観てませんが(西部劇好きなわりに、ゲイリー・クーパーが好きじゃない)小説は感動しましたよ。 ラスト、主人公(ロバート・ジョーダン)が戦闘中に撃たれて死んでしまう時に、泣いてその場を動こうとしない恋人(マリア)に向かって、「僕は君の心の中にいる、死ぬわけじゃない。ずっと君の中にいるから、お別れじゃない」と、とくとくと何頁にもわたって(大袈裟かな)、早くそこから離れさせるためにも説得するんですよ!!同じ事を何度何度も、静かに噛んで含めるようにして繰り返すんです。その丁寧で心のこもった長い永い説得が忘れられない。
…とか書いてるうちに、すみ花がどんなマリアを演じるのか、段々楽しみになってきました…。(宝塚の虜)